八王子・みどり堂整骨院

子育て応援

 

子育て応援企業に登録

 

八王子市では子育てを行うパパ、ママを応援し子供の成長をやさしく見守るサービスを提供している企業を「八王子市子育て応援企業」として登録を行っております。

みどり堂整骨院は「八王子市 子育て応援企業」に登録していただいております。

 

八王子市「子育て応援企業」に登録されています
八王子市の子育て応援企業に登録されました

※2014年 撮影

子育て応援企業のシンボルマーク
八王子市から「登録証」や「ステッカー」などが提供されました。

 

 

居心地の良い空間を提供
子供用のDVD・ベビーカー乗り入れ
一緒に来られた子供が、暇を持て余さないように子供向けのDVDをご用意。 施術を受けるパパ、ママのすぐそばでDVDを見ることができます。 お気に入りのDVDをお持ちいただければ、お家でいている大好きなDVDも、見ることが可能です。

ベビーカーで一緒に来られる小さなお子様の場合、ベッドサイドまで乗り入れが可能です。

子育て中のパパ、ママをサポートすることはもちろん、付き添いで来られる子供たちにとっても居心地の良い空間となるように心がけております。

 

 

八王子市のホームページで紹介
八王子市のホームページで紹介された記事
八王子市のホームページにも「子育て応援企業」として紹介をしていただいております

 

 

子育てガイドブックにも掲載
子育てガイドブック、八王子市子育てサポート&おでかけMAP
八王子子育てガイドブックに紹介された記事
子育て中のパパ、ママに向けて発行されている「子育てガイドブック」「八王子市子育てサポート&おでかけMAP」。 子育て中のパパ、ママをサポートしてくれる企業がいっぱい載っているガイドブックです。

こちらにも、みどり堂整骨院が掲載されております。

 

 

地域貢献コンテンツ一覧

オススメ食材_ビタミンK

 

ビタミンKが多く含まれる食材をご紹介いたします

1日の摂取目安量

ビタミンK_一日の摂取目安量
一日の摂取目安量は 男性、女性ともに150μg。(30~49歳の目安量です)

単位に使われている「μg」は、マイクログラムと読みます。
1グラムの100万分の1( 0.000001g = 1μg )です。

 

 

ビタミンKが豊富な食材

オススメ食材 1

納豆
ビタミンK_オススメ1(納豆)

ひきわり ・・・ 930μg

糸引き ・・・ 600μg

(100g当たり)

 

 

オクラ納豆(糸引き納豆:約25g)

オクラ納豆1人分に使われている納豆の量は約25g。 納豆25gに含まれるビタミンKは150.0μg。 (1日の摂取目安量の100%程度)

 

ひきわり納豆ごはん(ひきわり納豆:約25g)

ひきわり納豆1パック50g。これを二人で分けて食べた場合一人当たり25g。 ひきわり納豆25gに含まれるビタミンKは232.5μg。 (1日の摂取目安量の155%程度)

 

 

「糸引き納豆」はスーパーなどでよく売られている、いわゆる「納豆」です。 大豆に納豆菌をつけて発酵させたものです。  「ひきわり納豆」は大豆を砕いて、皮を取り除いた後に納豆菌をつけて発酵させます。

同じ納豆でも製法の違いでビタミンKの含有量は「ひきわり」の方が約1.5倍多いのですが、通常の「糸引き納豆」にも600μgのビタミンKが含まれています。 1日の摂取目安が150μgなので、普通の納豆(糸引き納豆)でも十分なビタミンKの摂取が期待できます。

 

 

オススメ食材 2

ほうれん草
ビタミンK_オススメ2(ほうれん草)

油炒め ・・・ 510μg

ゆで ・・・ 320μg

生 ・・・ 270μg

(100g当たり)

 

 

ほうれん草のお浸し(茹でほうれん草:約50g)

ほうれん草のお浸し1人分のほうれん草は約50~80g。 茹でたほうれん草50gに含まれるビタミンKは160.0μg。 (1日の摂取目安量の106%程度)

 

 

ビタミンKの含有量では「油炒め」が、オススメに見えますが、注意も必要です。

普通のホウレンソウには「シュウ酸」が含まれており、多く摂取してしまうと「結石」の原因になるといわれています。 シュウ酸は水に溶けだす性質があるため、茹でたり水でさらすことでシュウ酸を減らす事ができます。 しかし、油炒めではシュウ酸を減らせません。 油炒めする前に下茹でする事をお勧めします。

生で食べたい場合や下茹でをしないで油炒めをする際には、シュウ酸の含有量の少ない「生食用ほうれん草」「サラダ用ほうれん草」を使用しましょう。

 

 

オススメ食材 3

ブロッコリー
ビタミンK_オススメ3(ブロッコリー)

生 ・・・ 160μg

ゆで ・・・ 150μg

(100g当たり)

 

 

ブロッコリー温サラダ(茹でブロッコリー:約60g)

ブロッコリー温野菜サラダ。1人分のブロッコリーは約60~80g。 茹でたブロッコリー60gに含まれるビタミンKは90.0μg。 (1日の摂取目安量の60%程度)

 

ブロッコリーは生食も可能です。 「ゆで」と「生」でビタミンKの含有量に大差はあまりありません。 食べやすさの上でも、茹でた方が無難だと思います。

生で食べる場合はブロッコリーの隙間に「虫」や「ゴミ」なども挟まっていたりしますので、よく洗うようにしましょう。

 

 

オススメ食材 4

昆布
ビタミンK_オススメ4(昆布)

つくだ煮 ・・・ 310μg

とろろ昆布 ・・・ 150μg

塩昆布 ・・・ 74μg

(100g当たり)

 

 

こんぶのおにぎり(昆布の佃煮:約10g)

おにぎりに使われている昆布(佃煮)は約10g。 昆布(佃煮)10gに含まれるビタミンKは 31.0μg。(一日の摂取目安量の約20%程度)

 

 

「おにぎりの具として入っている昆布」「お弁当の端に入っているつくだ煮の量」どちらも10g程度です。

ビタミンK摂取の主軸にはなりませんが、お弁当の隅で重要な役割を担っています。 昆布の佃煮は塩分が多いので、食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 5

きゃべつ
ビタミンK_オススメ5(キャベツ)

油炒め ・・・ 120μg

生 ・・・ 78μg

ゆで ・・・ 76μg

(100g当たり)

 

 

野菜炒め(油炒めのキャベツ:約90g)

野菜炒めに入っているきゃべつの量は約90~110g。 油炒めのキャベツ90gに含まれるビタミンKは 108.0μg。(一日の摂取目安量の約72%程度)

 

ロールキャベツ(茹でキャベツ:約60g)

ロールキャベツ1個に使われるきゃべつのは約60~80g。 茹でキャベツ60gに含まれるビタミンKは 45.6μg。(一日の摂取目安量の約30%程度)

 

 

比較的摂取しやすい、オススメ食材。 生で食べるのも悪くないですが、過熱した方が量が減るので摂取しやすいです。 特にオススメなのは野菜炒めや回鍋肉など「油で炒める」調理法です。 生や茹でるよりも油で調理したキャベツの方がビタミンKは摂取しやすいです。

 

 

オススメ食材 6

わかめ
ビタミンK_オススメ6(わかめ)

乾燥わかめ(板わかめ) ・・・ 1800μg

原藻(生) ・・・ 140μg

乾燥わかめ(水戻し) ・・・ 120μg

(100g当たり)

 

 

乾燥ワカメふりかけ(乾燥わかめ:約2g)

乾燥ワカメをごはんに振りかけとして掛けた場合の乾燥わかめ約2g。 乾燥わかめ2gに含まれるビタミンKは 36.0μg。(一日の摂取目安量の約24%程度)

 

わかめの酢の物(乾燥わかめの水戻し:約30g)

わかめの酢の物を1人前に使われている水戻しわかめ約30~40g。 水戻しわかめ30gに含まれるビタミンKは 36.0μg。(一日の摂取目安量の約24%程度)

 

 

日本人は海藻を食べる習慣があるので、わかめも非常にポピュラーな食材。

一度に多くの量を食べることは少ないかもしれませんが「お味噌汁」「スープ」「酢の物」「わかめごはん」などで、比較的摂取しやすい食材です。

 

【乾燥わかめ1800μg】という数字だけで考えれば、乾燥わかめのビタミンK含有量はとても多いのです。 しかし、乾燥した状態のわかめを多く食べることは困難です。 実際に摂取できる量を考慮しなくてはいけません。 数値だけに惑わされないようにしましょう。

 

 

オススメ食材 7

芽キャベツ
ビタミンK_オススメ7(芽キャベツ)

ゆで ・・・ 160μg

生 ・・・ 150μg

(100g当たり)

 

 

シチュー(芽キャベツ:約45g)

芽キャベツの大きさは大きいもので1個20g 小さなものだと1個10g程度。 シチューに芽キャベツの中ぐらいのサイズの物(1個15g)が3個ほど入っていた場合、芽キャベツ約45g。 芽キャベツ45gに含まれるビタミンKは 72.0μg。(一日の摂取目安量の約48%程度)

 

オススメ食材①~⑥に比べると、芽キャベツはポピュラーとは言えない食材。 あまり食卓にあがることはないかもしれませんが、実はとても優秀なんです。  芽キャベツには「ビタミンK」だけではなく「ビタミンC」「葉酸」なども豊富に含まれています。

食べ方としては、加熱調理が基本。 生だと独特の苦味やアクが強く、とても固くて普通のキャベツと同じというわけにはいきません。 生で食べても体に毒になるということはありませんが、オススメは致しません。

生の芽キャベツを薄くスライスしてサラダにのせて食べる場合もあるようですが、食べられる量はわずかでビタミンKの摂取量としてはあまり期待ができません。やはり、加熱をして召し上がるのが無難だと思います。

ビタミンKは脂溶性ビタミンなので、油で調理した方が吸収しやすくなります。

日本食品標準成分表に、芽キャベツは「生」「ゆで」の2つの数値しか表記がされておりませんが、前述の「ほうれん草」や「キャベツ」と同じように油炒めが一番ビタミンKが多くなると予想されます。

 

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

 

ビタミン解説_menuHomePageビタミン食材_menu

 

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンE

ビタミンEが多く含まれる「おすすめ食材」をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンE_一日の摂取目安量
一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

単位に使われている「mg」は、ミリグラムと読みます。
1mgは1gの1000分の1( 0.001g = 1mg )です。

 

ビタミンE 摂取上限量

【注意】ビタミンE_一日の上限量
一日の摂取上限量は 男性800mg、女性650mg。(30~49歳の目安量です)

 

 

ビタミンEが豊富な食材

オススメ食材 1

アーモンド
ビタミンE_オススメ1(アーモンド)

揚げ・味付け ・・・ 29.4mg

煎り・無塩 ・・・ 28.8mg

(100g当たり)

 

 

揚げアーモンド(アーモンド:約22g)

アーモンドの重さは1粒で1.0~1.2g程度。 1粒1.0gのアーモンドを22粒(22g)に含まれるビタミンEの量は約6.47mg。 (1日の摂取目安量の108%~118%程度)

 

 

アーモンドには「ビタミンE」だけではなく「食物繊維」「不飽和脂肪酸」なども豊富に含まれるので、積極的に取り入れたい食材です。 しかし、ナッツ類は全般的にカロリーが高いので、食べ過ぎには注意しましょう。

【 100g当たりのカロリー比較 】

ヘーゼルナッツ 684 kcal

ピスタチオ 615 kcal

アーモンド 606 kcal

チョコレート 558 kcal

ポテトチップ 554 kcal

チーズケーキ 358 kcal

バニラアイス 180 kcal

「 アーモンド 22g 」のカロリーは133.3キロカロリー。 白いごはんに換算すると約80g(ごはん茶碗に半分程度)のカロリー量です。 一般的には間食は1日に200キロカロリー程度が適量と言われております。 スナック菓子やチョコレートの代わりに間食をアーモンドに置き換えればとても健康的ですし、20~25粒程度であれば、カロリー摂り過ぎの心配はありません。

 

 

オススメ食材 2

ヘーゼルナッツ
ビタミンE_オススメ2(ヘーゼルナッツ)

揚げ・味付け ・・・ 17.8mg

(100g当たり)

 

 

揚げヘーゼルナッツ(ヘーゼルナッツ:約22.5g)

ヘーゼルナッツの重さは1粒で1.5g程度。 ヘーゼルナッツを15粒(22.5g)に含まれるビタミンEの量は約4.01mg。 (1日の摂取目安量の67%~73%程度)

 

 

ビタミンEの含有量は、オススメ食材①で紹介した「アーモンド」には若干劣りますが、ヘーゼルナッツもビタミンEが多く含む優秀な食材です。

ナッツ類は全般的にカロリーが高いことを前述しましたが、アーモンドよりもヘーゼルナッツの方がカロリーが高いので、食べ過ぎには更に注意が必要です。

ヘーゼルナッツは100g当たりに684kcalのカロリーがあるので、15粒(22.5g)を食べた場合、153.9kcalです。 間食の適正カロリー(200kcal)以内です。

ビタミンEの摂取量と摂取カロリー量の両面から考えて、ヘーゼルナッツの場合1日当たり15~18粒程度にとどめておいた方が良いでしょう。

 

 

オススメ食材 3

植物油
ビタミンE_オススメ3(植物油)

ひまわり油 ・・・ 38.7mg

べにばな油(サフラワー油) ・・・ 27.1mg

オリーブ油 ・・・ 7.4mg

(100g当たり)

 

 

植物油にもビタミンEが多く含まれています。 もちろん植物油をそのまま飲むわけではなく、ドレッシングや調理に使って摂取することになります。

植物油も「とうもろこし油」「なたね油」「オリーブ油」など種類がありますが、ビタミンEの含有量としてオススメなのは「ひまわり油」「べにばな油」です。

 

【 ハイリノール と ハイオレイック 】

ひまわり油やべにばな油に「ハイリノール」と「ハイオレイック」の2種類があるのはご存じでしょうか?

 

ハイリノール ・・・ リノール酸が多い

ハイオレイック ・・・ オレイン酸が多い

 

リノール酸は体内では合成できない必須脂肪酸です。以前は健康効果が高いとされ贈答品などでも脚光を浴びた時代がありました。 しかし、その後の研究でリノール酸を過剰摂取した場合には「アレルギー疾患の原因となる」「悪玉コレステロールを増やす」「善玉コレステロールを減少させる」などの危険性が指摘されるようになりました。

そういった危険性を回避するために品種改良され、リノール酸を抑えてオレイン酸の含有量を高めたものが「ハイオレイック」です。  ビタミンEの含有量は「ハイリノール」「ハイオレイック」どちらも同じです。

「ひまわり油」「べにばな油」を購入される際には「ハイオレイック」の記載があるものを選ぶようにしましょう。

 

 

オススメ食材 4

すじこ
ビタミンE_オススメ4(すじこ)

すじこ ・・・ 10.6mg

いくら ・・・ 9.1mg

(100g当たり)

 

 

イクラの寿司(いくら:約20g)

イクラのお寿司1個に使われているイクラの量は約10g。 2個(20g)食べた場合のビタミンE含有量は1.82mg (1日の摂取目安量の30%~33%程度)

 

イクラ丼(いくら:約80g)

イクラ丼に使用されているイクラの量は80g~100g。 イクラ80gのイクラ丼を食べた場合、ビタミンEは7.28mg。 (1日の摂取目安量の121%~132%程度)

 

 

一般的には、鮭や鱒の卵で、卵巣膜に包まれてつながっているものを「筋子(すじこ)」、筋子から卵巣膜を外して卵を一つ一つにバラしたものを「いくら」と呼びます。

いくら(すじこ)はビタミンEを多く含有しているだけでなく「ビタミンD」「ビタミンB1」「ビタミンB12」なども、豊富に含まれておりとても優秀な食材。

ちなみにイクラ100g当たりのカロリー量は 272kcal。

タラコ(140kcal/100g)の約2倍

数の子(89kcal/100g )の約3倍

ほかの魚卵と比べると高カロリー。食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 5

落花生(ピーナッツ・なんきん豆)
ビタミンE_オススメ5(落花生)

落花生 ・・・ 10.1mg

(100g当たり)

 

 

殻から取り出したピーナッツ(ピーナッツ:約27g)

豆1個の重さは約0.9g。 ピーナッツは100g当たりに10.1mgのビタミンEが含まれますので、ピーナッツを30粒(27.0g)食べた場合は、ビタミンEを約2.73mg摂取できます。 (一日の摂取目安量の約45%~50%程度)

 

 

ピーナッツには「大粒種」「小粒種」の2種類あります。

煎り豆やバターピーナッツなどそのままの形で食べられているものは大粒種が主。 小粒種はピーナッツオイルや調理用、豆菓子の原料に使われることが多いです。

ビタミンEの量は「大粒種」「小粒種」どちらも同じで、100g当たり10.1mg。

ピーナッツ100g当たりのカロリーは562kcal。 30粒食べた場合は約151.7kcal。 間食の適正カロリー(200kcal)以内です。

 

ピーナッツを加工(調理)してしまうと、ビタミンEは少なくなってしまうようです。

バターピーナッツ ・・・ 1.9mg

ピーナッツバター ・・・ 4.8mg

いずれも100g当たりの数値です。

 

 

オススメ食材 6

たらこ
ビタミンE_オススメ6(たらこ)

焼きたらこ ・・・ 8.1mg

生たらこ ・・・ 7.1mg

からし明太子 ・・・ 6.5mg

(100g当たり)

 

 

たらこのおにぎり(焼たらこ:約10g)

おにぎりに使われているたらこの量は約10g。 焼たらこ10gに含まれるビタミンEは0.81mg。(一日の摂取目安量の約13%~15%程度)

 

たらこのスパゲッティ(生たらこ:約50g)

たらこのスパゲッティ1人前に使われる生たらこの量は約50g。 生たらこ50gに含まれるビタミンEは3.55mg。(1日の摂取目安量の59%~65%程度)

 

 

スケトウダラの卵巣を塩漬けにしたのが「たらこ」です。 例にあげた「たらこスパゲッティー」「たらこのおにぎり」の他にも「たらもサラダ」「たらこの卵焼き」「明太子もんじゃ」「明太子ごはん」などなど、日本人にとってはとても身近な食材。

ビタミンEだけではなく「ビタミンB1」「ナイアシン」「パントテン酸」「ビタミンB12」なども豊富に含まれている優秀な食材です。

注意をすべき点としては「塩分」「プリン体」は多めな事。 食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 7

あんきも
ビタミンE_オススメ7(あんきも)

あんきも ・・・ 13.8mg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 : 上限 32.5g 】

あん肝には8300μg/100gのビタミンAが含まれてます。ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 あん肝 32.5g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

ビタミンEの含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

あん肝ポン酢(あんきも:約30g)

あん肝ポン酢 一般的な1人前は60g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 30g程度に控えましょう。 あんきも(30.0g)食べた場合は、ビタミンEを約4.14mg摂取できます。 (一日の摂取目安量の約69%~75%程度)

 

 

鮟鱇(あんこう)という深海魚の肝臓が「あん肝(あんきも)」です。冬場などには鍋料理などでも活躍する食材。 栄養も豊富なのですが、前述のとおりビタミンAの上限量を気にしなければいけませんし、ここでは触れませんが痛風の原因ともいわれる「プリン体」も多く含まれます。 食べ過ぎには注意が必要な食材です。

 

 

ビタミン解説_menuHomePageビタミン食材_menu

 

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンD

ビタミンDが多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンD_一日の摂取目安量
一日の摂取目安量は 男性8.5μg、女性8.5μg。(30~49歳の目安量です)

単位に使われている「μg」は、マイクログラムと読みます。
1グラムの100万分の1( 0.000001g = 1μg )です。

 

 

ビタミンD 摂取上限量

【注意】ビタミンD_一日の上限量
一日の摂取上限量は 男性100μg、女性100μg。(30~49歳の目安量です)

 

ビタミンDが豊富な食材

オススメ食材 1

しらす
ビタミンD_オススメ1(しらす)

干し・半乾燥 ・・・ 61.0μg

干し・微乾燥 ・・・ 46.0μg

生しらす ・・・ 6.7μg

(100g当たり)

 

 

しらす丼(微乾燥しらす:約30g)

しらす丼一人前に使われているしらすの量は約30~40g。 微乾燥のしらす30gに含まれるビタミンDは13.8μg。(一日の摂取目安量の約162%程度)

 

ちりめんじゃこチャーハン(半乾燥しらす:約15g)

ちりめんじゃこのチャーハン1人前に使われる半乾燥しらすの量は約15~25g。 半乾燥しらす15gに含まれるビタミンDは9.15μg。(1日の摂取目安量の108%程度)

 

 

しらすは「イカナゴ」「カタクチイワシ」「マイワシ」「ウルメイワシ」「うなぎ」などの稚魚たち。

塩ゆでしたものを水切りしたもの(水分含有量85%程度)・・・「釜揚げ」

軟らかめに乾燥させたもの(水分含有量50~85%)・・・「微乾燥」「関東干し」

固めに乾燥させたもの(水分含有量30~50%)・・・「半乾燥」「関西干し」「ちりめん」

水分含有量(乾燥具合)で呼び方が変わります。

 

微乾燥も半乾燥もビタミンDの含有量は多いので、比較的少量でも一日の摂取目安量を達成できます。

 

 

オススメ食材 2

すじこ
ビタミンD_オススメ2(すじこ)

すじこ ・・・ 47.0μg

いくら ・・・ 44.0μg

(100g当たり)

 

 

イクラの寿司(いくら:約20g)

イクラのお寿司1個に使われているイクラの量は約10g。 2個(20g)食べた場合のビタミンD含有量は8.8μg (1日の摂取目安量の104%程度)

 

イクラ丼(いくら:約80g)

イクラ丼に使用されているイクラの量は80g~100g。 イクラ80gのイクラ丼を食べた場合、ビタミンDは35.2μg。 (1日の摂取目安量の414%程度)

 

 

一般的には、鮭や鱒の卵で、卵巣膜に包まれてつながっているものを「すじこ(筋子)」、すじこから卵巣膜を外して卵を一つ一つにバラしたものを「いくら」と呼びます。

いくら(すじこ)はビタミンDを多く含有しているだけでなく「ビタミンE」「ビタミンB1」「ビタミンB12」なども、豊富に含まれておりとても優秀な食材。

ちなみにイクラ100g当たりのカロリー量は 272kcal。

タラコ(140kcal/100g)の約2倍

数の子(89kcal/100g )の約3倍

ほかの魚卵と比べると高カロリー。食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 3

いわし
ビタミンD_オススメ3(いわし)

みりん干し ・・・ 53.0μg

刺身 ・・・ 32.0μg

フライ ・・・ 21.3μg

(100g当たり)

 

 

いわしの寿司(イワシ:約40g)

いわしのお寿司1個に使われているいわしの重さは約20g。 2個(40g)食べた場合のビタミンD含有量は12.8μg (1日の摂取目安量の151%程度)

 

イワシフライ(いわし:約50g)

イワシフライ使用されているイワシの重さは50g~70g。 イワシフライ50gを食べた場合、ビタミンDは10.6μg。 (1日の摂取目安量の125%程度)

 

 

イワシにはビタミンDだけでなく「ビタミンB12」なども多く含まれています。

「刺身」「フライ」「甘露煮」「梅煮」「南蛮漬け」「トマト煮」「生姜煮」「みりん干し」「蒲焼き」「マリネ」などなどイワシを使った料理はたくさんあります。 お魚が苦手な方でも、一つくらい食べられる料理があるのではないでしょうか?

 

 

オススメ食材 4

さけ
ビタミンD_オススメ4(さけ)

しろさけ・焼き ・・・ 39.4μg

べにさけ・焼き ・・・ 38.4μg

ぎんざけ(養殖)・焼き・・・21.0μg

(100g当たり)

 

 

紅鮭のスモークサーモン(ベにざげ:約30g)

スモークサーモン1切の重さは約10g。 べにざけで作られたスモークサーモンを3切(30g)食べた場合のビタミンD含有量は約11.5μg (1日の摂取目安量の135%程度)

 

焼き鮭(しろさけ:約40g)

ご家庭の朝ごはんや幕の内弁当、焼鮭定食など定番の「焼鮭」。 スーパーなどで売られている鮭の切り身は60g~100g。 お弁当に入っている小さめに切り身だと40~60g程度。 お弁当に入っている小さめの焼鮭40gを食べた場合のビタミンDは約15.8μg。 (1日の摂取目安量の186%程度)

 

 

鮭にも「しろさけ(白鮭)」「べにざけ(紅鮭)」「銀ざけ」「キングサーモン」などいろいろな種類があります。 どの種類の鮭でも「ビタミンD」「ビタミンB6」「ビタミンB12」など豊富に含まれています。

あまり多い量でなくても、1日の摂取目安量を達成することは難しくはないと思います。

 

 

オススメ食材 5

うなぎ
ビタミンD_オススメ5(うなぎ)

かば焼き ・・・ 19.0μg

白焼き ・・・ 17.0μg

(100g当たり)

 

 

うなぎの白焼き(うなぎの白焼き:約70g)

うなぎのしら焼き1人前の重さは70g~150g。 ウナギの白焼き70gを食べた場合のビタミンD含有量は約11.9μg (1日の摂取目安量の140%程度)

 

うな丼(ウナギのかば焼き:約70g)

うな丼に使われているウナギのかば焼きの重さは70~150g うな丼1人前(ウナギの蒲焼70g)を食べた場合のビタミンDは約13.3μg。 (1日の摂取目安量の156%程度)

 

 

鰻の食べ方は「蒲焼(かばやき)」と「白焼き(しらやき)」の2種類が代表的です。 鰻を炭火などで焼いたものが「白焼き」。 その「白焼き」にタレをつけて焼いたものが「蒲焼」です。

ビタミンDの含有量は「蒲焼」「白焼き」どちらも多く含有しておりますので。 どちらの食べ方でも十分なビタミンD摂取が期待できます。

 

注意点①:高カロリー

鰻はとても高カロリーです。 白焼き(331kcal/100g) ・ 蒲焼(293kcal/100g ) 食べ過ぎには注意しましょう。

 

注意点②:高ビタミンA

あん肝やレバーほどではありませんが、鰻もビタミンAがとても多いです(1500μg/100g)。 鰻180gでビタミンAの1日上限(2700μg)を超えてしまいます。 食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 6

さんま
ビタミンD_オススメ6(さんま)

みりん干し ・・・ 20.0μg

焼きさんま ・・・ 13.0μg

さんまの刺身 ・・・ 11.2μg

(100g当たり)

 

 

さんまの塩焼き(焼きさんま:約55g)

サンマ1尾の重さ100g~180g 100gのサンマを焼くと2割くらい重量が減りますので約80g。 焼いたサンマ(80g)から頭や骨を取り除いた可食部(食べられる部分)は約55g。 焼きさんま55gを食べた場合のビタミンD含有量は約7.15μg (1日の摂取目安量の84%程度)

 

サンマの刺身(生サンマ:約70g)

サンマ1尾の重さ100g~180g。 100gのサンマから頭や骨を取り除いた可食部(食べられる部分)は約70g。 さんまの刺身1匹分(70g)を食べた場合のビタミンD含有量は約7.84μg (1日の摂取目安量の92%程度)

 

 

ビタミンDの他、ビタミンB12なども豊富ですが、鰻と同程度の高カロリー。

鰻の白焼き(331kcal/100g)

さんまの刺身(310kcal/100g)

さんまの塩焼き(297kcal/100g )

鰻の蒲焼(293kcal/100g )

食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 7

あんきも
ビタミンD_オススメ7(あんきも)

あんきも ・・・ 110.0μg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 : 上限 32.5g 】

あん肝には8300μg/100gのビタミンAが含まれてます。ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 あん肝 32.5g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

ビタミンDの含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

あん肝ポン酢(あんきも:約30g)

あん肝ポン酢 一般的な1人前は60g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 30g程度に控えましょう。 あんきも(30.0g)食べた場合は、ビタミンDを約33.0μg摂取できます。 (一日の摂取目安量の約388.2%程度)

 

 

鮟鱇(あんこう)という深海魚の肝臓が「あん肝(あんきも)」です。冬場などには鍋料理などでも活躍する食材。 「ビタミンA」「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンB12」などなど栄養もとても豊富です。 ビタミンDに関しては、あん肝をわずか7.8g食べれば1日の摂取目安量を満たしてしまうほどです高含有です。

その反面、高含有過ぎるためにビタミンAの上限量を気にしなければいけません。 一度に多くを食べるのは避けましょう。

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンC

ビタミンCが多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取推奨量

ビタミンC_一日の摂取推奨量
一日の摂取推奨量は 男性100mg、女性100mg。(30~49歳の目安量です)

単位に使われている「mg」は、ミリグラムと読みます。
1mgは1gの1000分の1( 0.001g = 1mg )です。

 

ビタミンCが豊富な食材

オススメ食材 1

ピーマン(パプリカ)
ビタミンC_オススメ1(ピーマン・パプリカ)

赤ピーマン(油炒め) ・・・ 180mg

赤ピーマン(生) ・・・ 170mg

黄ピーマン(油炒め) ・・・ 160mg

黄ピーマン(生) ・・・ 150mg

緑ピーマン(油炒め) ・・・   79mg

緑ピーマン(生) ・・・   76mg

(100g当たり)

 

パプリカの炒め物(赤ピーマン:約30g ・ 黄ピーマン:30g)

パプリカの炒め物。 赤ピーマン1/2個 ・ 黄ピーマン1/2個を油で炒めたもの。 パプリカの炒め物1人前に使われているパプリカの量は60g~100g程度。

赤ピーマン30g、黄色ピーマン30gの炒め物を食べた場合、そこに含まれるビタミンCの量は「赤ピーマン54mg」「黄色ピーマン48mg」。 合計で102mgのビタミンCが摂取できます。(一日の摂取目安量の約102%程度)

 

青椒肉絲・チンジャオロースー(緑ピーマン:約60g)

チンジャオロースー1人前に使われているピーマンの量は約60g程度。 炒めた緑ピーマン60gに含まれるビタミンCは47.4mg。(1日の摂取目安量の59%~65%程度)

 

パプリカもピーマンの一種。肉厚のジャンボピーマンが熟して黄色くなった黄ピーマンを黄パプリカ。さらに熟して赤くなった赤ピーマンを赤パプリカと呼びます。 緑色→黄色→赤色と熟成が進むにつれて色が変化します。 熟成が進むほどビタミンCの含有量は増えます。

パプリカに限ったことではないですが、ビタミンCは体に蓄えておくことができません。 数時間で体外に排泄されてしまうため、1食でまとめて摂取するよりも3回の食事で分割して摂取する方が効率が良いです。

 

 

オススメ食材 2

キウイフルーツ
ビタミンC_オススメ2(キウイ)

キウイフルーツ(黄色) ・・・ 140mg

キウイフルーツ(緑色) ・・・ 69mg

(100g当たり)

 

 

キウイフルーツ(キウイフルーツ・黄色/緑色:約70g)

キウイフルーツ1個の重さは80g~120g程度。 80gのキウイフルーツから食べられない部分(両端、皮)を取り除いた食べられる部分(可食部)は約70g。 70gのキウイフルーツに含まれるビタミンCは・・・

キウイフルーツ・黄色(70g) ・・・ 98.0mg(一日の摂取目安量の約98%程度)

キウイフルーツ・緑色(70g) ・・・ 48.3mg(一日の摂取目安量の約48%程度)

 

 

ビタミンCに関していえば、緑色のキウイよりも黄色のキウイの方が約2倍ビタミンC の量が多いです。 比べてしまえば黄色いキウイの方が多いのですが、緑色のキウイにもビタミンCがたっぷり入っていますので、どちらの色のキウイであってもおすすめ食材であることには変わりはありません。

ここでは深くはお話しませんが、食物繊維の含有量は「緑色のキウイ2.5g」「黄色のキウイ1.4g」と緑色の方が高含有です。

 

 

オススメ食材 3

ビタミンC_オススメ3(柿)

甘がき ・・・ 70mg

干し柿 ・・・ 2mg

(100g当たり)

 

 

柿(甘がき:約54g)

柿1個の重さは120g~240g程度。 120gの柿から食べられない部分(へた、タネ、皮)を取り除いた食べられる部分(可食部)は約108g。 108gの柿を1/2個(54g)食べた場合、54gの柿に含まれるビタミンCは37.8mg(一日の摂取目安量の約38%程度)

 

 

「ビタミンC = 酸っぱい」というイメージをお持ちの方、柿は酸っぱいというイメージがあまりないので、ビタミンCのオススメ食材に「柿」と言われ、びっくりされた方も多いと思います。 実はビタミンCがとても豊富なのです。

キウイ(黄) ・・・ 140mg
レモン ・・・ 100mg
甘柿 ・・・ 70mg
キウイ(緑) ・・・ 69mg
いちご ・・・ 62mg
はっさく ・・・ 40mg
夏みかん ・・・ 38mg
グレープフルーツ ・・・ 36mg
パイナップル ・・・ 27mg
りんご ・・・ 4mg
ぶどう ・・・ 2mg

(いずれも100gあたり)

スーパーなどで手に入りやすいフルーツの中でビタミンCの含有量は上位です。 食べやすさの面でも、レモンを食べるよりも柿を食べる方がはるかに楽だと思います。 とてもお勧めしたい食材です。

ちなみに、同じ柿ではありますが「干し柿」にはわずか2mgしかビタミンCが含有されていません。 ビタミンCの摂取は生の柿がおすすめです。

 

 

オススメ食材 4

いちご
ビタミンC_オススメ4(いちご)

いちご(生) ・・・ 62mg

いちごジャム ・・・ 10mg

ドライフルーツのいちご ・・・ 0mg

(100g当たり)

 

 

いちご(生のいちご:約60g)

いちご1個の重さは大きいものは約50g。小さなものは約10g。 スーパーなどでよく見かける中くらいのいちごが1個15g~20g程度です。 中ぐらい(15g)のいちごを5個(75g)を食べた場合、そこに含まれるビタミンCは46.5mg(一日の摂取目安量の約47%程度)

 

 

生のいちごはビタミンCが豊富。 スーパーでいちごが並ぶ時期は12月~5月頃まで。 いちごを手に入れやすい時期には、ビタミンCの補給に是非ご活用いただきたい食材です。

ちなみに「いちごジャム」や「ドライフルーツのいちご」は時期を問わずにいつでも手に入れることができるのですが、ビタミンCの摂取という意味では期待ができません。

 

 

オススメ食材 5

ブロッコリー
ビタミンC_オススメ5(ブロッコリー)

ブロッコリー(生) ・・・ 120mg

ブロッコリー(ゆで) ・・・ 54mg

(100g当たり)

 

 

ブロッコリー温サラダ(茹でブロッコリー:約60g)

ブロッコリー温野菜サラダ。1人分のブロッコリーは約60~80g。 茹でたブロッコリー60gに含まれるビタミンCは32.4mg。 (1日の摂取目安量の32%程度)

 

ブロッコリーの茎ではない「モコモコ」している部分は「花蕾(からい)」「花序(かじょ)」と言います。 「花蕾」とはその名の通り花のつぼみの事。 「花序」とは花が集団をなしている状態を示す言葉です。 ブロッコリーの「モコモコ」の正体は、花のつぼみの集団なのです。

ブロッコリーは生食も可能ですが、ブロッコリーの「モコモコ」の隙間に「小さな虫」や「ゴミ」などが挟まっていたりしますので、生で食べる際には特によく洗うようにしましょう。

「生」「ゆで」を比較すると、ビタミンCの含有量は「生」の方が2倍以上含有をしているのですが、食べやすさの面からすると「ゆで」た方が食べやすいと思います。 54mg(100g当たり)は決して少なくはありません。

 

 

オススメ食材 6

芽キャベツ
ビタミンC_オススメ6(芽きゃべつ)

芽キャベツ(生) ・・・ 160mg

芽キャベツ(ゆで) ・・・ 110mg

(100g当たり)

 

 

シチュー(芽キャベツ:約45g)

芽キャベツの大きさは大きいもので1個20g 小さなものだと1個10g程度。 シチューに芽キャベツの中ぐらいのサイズの物(1個15g)が3個ほど入っていた場合、芽キャベツ約45g。 芽キャベツ45gに含まれるビタミンCは 49.5mg。(一日の摂取目安量の約50%程度)

 

芽キャベツは、どこの家庭でも食べられているポピュラーとは言えない食材だと思いますが、実はとても優秀なんです。  芽キャベツには「ビタミンC」だけではなく「ビタミンK」「葉酸」なども豊富に含まれています。

食べ方としては、加熱調理が基本。 生だと独特の苦味やアクが強く、とても固くて普通のキャベツと同じというわけにはいきません。 生で食べても体に毒になるということはありませんが、オススメは致しません。

生の芽キャベツを薄くスライスしてサラダにのせて食べる場合もあるようですが、食べられる量はわずかでビタミンCの摂取量としてはあまり期待ができません。やはり、加熱をして召し上がるのが無難だと思います。

 

 

オススメ食材 7

ゴーヤ(ニガウリ)
ビタミンC_オススメ7(ゴーヤ・苦瓜)

ごーや(生) ・・・ 76mg

ゴーヤ(油炒め) ・・・ 75mg

(100g当たり)

 

 

ゴーヤチャンプルー(ゴーヤの油炒め:約50g)

沖縄の郷土料理「ゴーヤーチャンプルー」。 チャンプルーとは「混ぜる」「ごちゃ混ぜ」という意味だそうです。 ゴーヤや豆腐、卵などいろいろな食材を炒めた料理。 ゴーヤーチャンプルー1人前に使われているゴーヤの量は約50g~100g。 ゴーヤが50g入っているゴーヤーチャンプルーの場合、ゴーヤ50gに含まれるビタミンCの量は37.5mg。(一日の摂取目安量の約38%程度)

 

 

スーパーで手に入れやすい野菜たちのビタミンC含有量

赤ピーマン ・・・ 170mg
芽キャベツ ・・・ 160mg
黄ピーマン ・・・ 150mg
ブロッコリー ・・・ 120mg
ゴーヤ(にがうり)・・・ 76mg
緑ピーマン ・・・ 76mg
きゃべつ ・・・ 41mg
こまつな ・・・ 39mg
ほうれん草 ・・・ 35mg
ミニトマト ・・・ 32mg
ズッキーニ ・・・ 20mg
トマト ・・・ 15mg
きゅうり ・・・ 14mg

※ 生の状態のビタミンC含有量比較(食材100g当たり)

ゴーヤには独特の苦みがあるので、苦手な方も多いかとは思いますが、ビタミンCを高含有している優秀な食材です。

苦みが苦手な方は、調理の際に切ったゴーヤを水にさらすことで苦みを減らすことができます。 しかし、ビタミンCは水溶性のビタミン。 苦み成分だけでなくビタミンCも水に溶けだしてしまいます。 ビタミンCの摂取を意識するのなら、水にさらす時間は短めにすることをお勧めします。

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB12

ビタミンB12が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取推奨量

ビタミンB12_一日の摂取推奨量
一日の摂取推奨量は 男性2.4μg、女性2.4μg。(30~49歳の推奨量です)

単位に使われている「μg」は、マイクログラムと読みます。
1グラムの100万分の1( 0.000001g = 1μg )です。

 

 

ビタミンB12が豊富な食材

オススメ食材 1

しじみ
ビタミンB12_オススメ1(しじみ)

しじみ・水煮 ・・・ 81.6μg

(100g当たり)

 

 

シジミのお味噌汁(しじみ・水煮:約12.5g)

しじみのお味噌汁1人分に使われているしじみの重さは(食べることのできない貝殻も含めて)約20g~60g。 20gのしじみ入り味噌汁を食べた場合、20gのしじみの食べられる部分(可食部)は5.0g。 しじみ5.0gに含まれるビタミンB12は4.08μg。 (1日の摂取推奨量の170%程度)

 

 

食べられない部分(貝殻)の重さは75%。 食べられる部分は25%。
買ってきたしじみの重さの3/4は「貝殻の重さ」ですが、食べられる25%の中にビタミンB12はたっぷり!

しじみ(貝殻の重さも含めて)1個0.8g~1.5g。 小さめのしじみ(1個0.8g)を15個。 貝殻を取り除き食べられる部分は15個合計で3g。 1円玉3枚分の重さしかありませんが、3gのしじみだけで、ビタミンB12が約2.45μg。 15個のしじみだけで、1日分のビタミンB12推奨量を達成できてしまいます。

 

 

オススメ食材 2

すじこ
ビタミンB12_オススメ2(すじこ)

すじこ ・・・ 53.9μg

いくら ・・・ 47.3μg

(100g当たり)

 

 

イクラの寿司(いくら:約20g)

イクラのお寿司1個に使われているイクラの量は約10g。 2個(20g)食べた場合のビタミンB12含有量は9.46μg (1日の摂取推奨量の394%程度)

 

イクラ丼(いくら:約80g)

イクラ丼に使用されているイクラの量は80g~100g。 イクラ80gのイクラ丼を食べた場合、ビタミンB12は37.84μg。 (1日の摂取推奨量の1576%程度)

 

 

一般的には、鮭や鱒の卵で、卵巣膜に包まれてつながっているものを「すじこ(筋子)」、すじこから卵巣膜を外して卵を一つ一つにバラしたものを「いくら」と呼びます。

いくら(すじこ)はビタミンB12を多く含有しているだけでなく「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンB1」なども、豊富に含まれておりとても優秀な食材。

 

【 カロリーは高め 】

いくら(272kcal/100g)

タラコ(140kcal/100g)

数の子(89kcal/100g )

ほかの魚卵と比べると「いくら(すじこ)」は高カロリー。 たらこの約2倍、数の子の約3倍のカロリーがあります。 食べ過ぎには注意しましょう。

 

 

オススメ食材 3

あさり
ビタミンB12_オススメ3(あさり)

あさり(水煮・缶詰) ・・・ 63.8μg

あさり(生)・・・52.4μg

あさり(味付け・缶詰) ・・・ 36.1μg

あさり(つくだ煮)・・・14.5μg

(100g当たり)

 

 

アサリの酒蒸し(あさり・生:約20g)

アサリの酒蒸し使われる一人分のアサリの量は殻付きで約100~150g。 100gのアサリから貝殻を取り除いた「食べられる部分」は40g。 40gのアサリに含まれるビタミンB12は約20.96μg(1日の摂取推奨量の873%程度)

 

クラムチャウダー(あさり・水煮缶:約20g)

クラムチャウダー1人前150~200g。 150gのクラムチャウダーに使われているアサリの量は約20g。  アサリ20gに含まれているビタミンB12は12.76μg。 (1日の摂取推奨量の531%程度)

 

 

食品の食べられる部分を「可食部」、食べることのできない部分を「廃棄部」と呼びます。

アサリの重さの60%は食べることができない「貝殻(廃棄部)」の重さ。

買ってきたアサリの60%は食べられない部分の重さというのは、少し損をしたような気にもなりますが、ビタミンB12の含有量はとても多いので、上手に取り入れたい食材のうちの一つなのです。

 

【アサリ一個の重さ】

大きめのアサリ・・・約12g(可食部4.8g・廃棄部7.2g)
一般的なアサリ・・・約6g(可食部2.4g・廃棄部3.6g)
小さめのアサリ・・・約3g(可食部1.2g・廃棄部1.8g)

 

12gのアサリから貝殻を取り除き、可食部4.8gに含まれるビタミンB12の量は25.1μg。(1日の摂取推奨量の104%程度) 大きなアサリであれば、たった1個で1日分の摂取推奨量を達成できてしまいます。

一般的な大きさ(6g)のアサリであれば2個。 小さめ(3g)のアサリであれば4個程度で推奨量に達します。

ビタミンB12は水溶性で、多く摂り過ぎてしまったものは体外に排泄されますので、通常の食事であれば摂り過ぎ(過剰症)を心配する必要はありません。

 

 

オススメ食材 4

たらこ
ビタミンB12_オススメ4(たらこ)

焼たらこ ・・・ 23.3μg

生たらこ ・・・ 18.1μg

からし明太子 ・・・ 11.3μg

(100g当たり)

 

 

「おにぎりの具として入っているたらこ」は10g程度。

焼たらこ10gから摂取できるビタミンB12は2.33μg。 (1日の摂取推奨量の97%程度)
生たらこのおにぎりの場合だと、ビタミンB12は1.81μg。 (1日の摂取推奨量の75%程度)
からし明太子のおにぎりの場合だと、ビタミンB12は1.13μg。(1日の摂取推奨量の47%程度)

朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん、1日に3回食事をする方が多いと思います。 そのうちの1食の中で一日の推奨量の40%くらいを摂取できれば優秀な食材だと思います。

数字だけ見れば焼たらこに比べてからし明太子のビタミンB12含有量は低いように感じるかもしれませんが、からし明太子10gから1日の47%のビタミンB12が摂取できるわけですから、かなり優秀な食材です。

 

 

オススメ食材 5

あんきも
ビタミンB12_オススメ5(あん肝)

あんきも ・・・ 39.1μg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 】

・あん肝 上限 32.5g

あん肝には8300μg/100gのビタミンAが含まれてます。ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 あん肝 32.5g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

ビタミンB12の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

あん肝ポン酢(あんきも:約30g)

あん肝ポン酢 一般的な1人前は60g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 30g程度に控えましょう。 あんきも(30.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約11.73μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約488%程度)

 

 

鮟鱇(あんこう)という深海魚の肝臓が「あん肝(あんきも)」です。冬場などには鍋料理などでも活躍する食材。 「ビタミンA」「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンB12」などなど栄養もとても豊富です。 ビタミンB12に関しては、あん肝をわずか6.2g食べれば1日の摂取推奨量を満たしてしまうほどです高含有です。

優れた食材ではありますが、ビタミンAの含有量が高く上限量を気にしなければいけません。 一度に多くを食べるのは避けましょう。

 

 

オススメ食材 6

牛レバー・鶏レバー・豚レバー
ビタミンB12_オススメ6(牛レバー・鶏レバー・豚レバー)

牛レバー ・・・ 52.8μg

鶏レバー ・・・ 44.4μg

豚レバー ・・・ 25.2μg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 】

・鶏レバー 上限 19.2g

・豚レバー 上限 20.7g

鶏レバーには 14,000μg/100g、豚レバーには 13,000μg/100g のビタミンAが含まれてます。 ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 鶏レバー 19.2g 】【 豚レバー 20.7g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

 

【 食べ過ぎ注意 】

・牛レバー 上限 90.0g

牛レバーには 1,000μg/100gの葉酸が含まれてます。葉酸の一日の摂取上限量は900μgに設定されておりますので【 牛レバー 90.0g 】を超えて食べてしまうと、葉酸の一日摂取上限を超えてしまいます。

 

ビタミンB12の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

鶏レバーのレバニラ炒め(鶏レバー:約19g)

レバニラ炒め 一般的な1人前は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 19g程度に控えましょう。 鶏レバー(19.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約8.43μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約351%程度)

 

豚レバーのレバニラ炒め(豚レバー:約20g)

レバニラ炒め1人前に使われているレバーの量は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 20g程度に控えましょう。 豚レバー(20.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約5.04μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約210%程度)

 

レバー類は栄養が豊富なのですが、鶏レバーと豚レバーはビタミンA。 牛レバーは葉酸が非常に多く含まれており、一日摂取上限に容易に達してしまうので注意が必要。

レバニラ炒めなどは一皿を何人かで取り分けたり、焼き鳥のレバー串などは1本を2人で取り分けるなど、一度に多く摂取しないような工夫が必要です。

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB9(葉酸)

葉酸(ビタミンB9)が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取推奨量

ビタミンB9(葉酸)_一日の摂取推奨量
一日の摂取推奨量は 男性240μg、女性240μg。(30~49歳の推奨量です)

 

葉酸 摂取上限量

【注意】ビタミンB9(葉酸)_一日の上限量
一日の摂取上限量は 男性900μg、女性900μg。(30~49歳の上限量です)

 

 

 

 

葉酸が豊富な食材

オススメ食材 1

枝豆
ビタミンB9【葉酸】_オススメ1(えだまめ)

えだまめ(生) ・・・ 320μg

えだまめ(ゆで) ・・・ 260μg

(100g当たり)

 

 

枝豆(えだまめ・ゆで:約50g)

枝豆(さやあり)100g場合、食べることのできない「さや」は50g、食べられる豆の部分は50g。 茹でた枝豆50gに含まれる葉酸は130μg。(1日の摂取推奨量の54%程度)

 

 

農林水産省の農産物としての分類は、大豆は「豆類」、枝豆は「野菜類」に分類されていますが、枝豆と大豆は同じ植物。 緑色の未成熟状態で収穫した豆が「枝豆」。 成熟(完熟)した豆が「大豆」です。

参考データとして枝豆の葉酸含有量を「生」と「ゆで」記載しましたが、枝豆は生では食べられません。 生の枝豆には「サポニン」「レクチン」といった成分が多く含まれてます。 これらは腹痛や下痢、嘔吐などを引き起こす原因となります。 枝豆は十分な加熱してから食べるようにしましょう。

葉酸は水溶性ビタミンなので、茹でる事で流れ出してしまい減少してしまうのですが、それでも十分な葉酸の摂取が期待できる食材です。

 

 

オススメ食材 2

アスパラガス
ビタミンB9【葉酸】_オススメ2(アスパラガス)

アスパラガス・生 ・・・ 190μg

アスパラガス・油炒め ・・・ 220μg

アスパラガス・ゆで ・・・ 180μg

ホワイトアスパラ ・・・ 15μg

(100g当たり)

 

 

アスパラガスのベーコン巻き(アスパラガス・油炒め:約60g)

アスパラガスのベーコン巻き1人前に使用されるアスパラガスは約60g~70g。 油で炒めた60gのアスパラガスに含まれる葉酸の量は132.0μg。(1日の摂取推奨量の55%程度)

 

 

アスパラガスは、よほど鮮度の良いものであればサラダなどで生食も可能なのだそうですが「ゆで」「油炒め」が一般的。

 

~ホワイトアスパラガスについて~

グリーンアスパラとホワイトアスパラ、見た目はかなり違いますが同じ品種。 栽培方法に違いがあります。 ホワイトアスパラは芽が出てくる前に土を盛り太陽に当たらないようにして育てます。 太陽に当たらず葉緑素が作られないため真っ白。

ホワイトアスパラガスの葉酸の含有量には15μg/100g。 グリーンアスパラと比べかなり低め。 葉酸の摂取を目的とするのであればグリーンアスパラを選択しましょう。

 

 

オススメ食材 3

ほうれん草
ビタミンB9【葉酸】_オススメ3(ほうれん草)

ほうれん草・生 ・・・ 210μg

ほうれん草・油炒め ・・・ 140μg

ほうれん草・茹で ・・・ 110μg

(100g当たり)

 

 

ほうれん草のお浸し(茹でほうれん草:約50g)

ほうれん草のお浸し1人分のほうれん草は約50~80g。 茹でたほうれん草50gに含まれる葉酸は55.0μg。 (1日の摂取推奨量の22%程度)

 

 

葉酸の含有量では「油炒め」が、オススメに見えますが、注意も必要です。

普通のホウレンソウには「シュウ酸」が含まれており、多く摂取してしまうと「結石」の原因になるといわれています。 シュウ酸は水に溶けだす性質があるため、茹でたり水でさらすことでシュウ酸を減らす事ができます。 しかし、油炒めではシュウ酸を減らせません。 油炒めする前に下茹でする事をお勧めします。

生で食べたい場合や下茹でをしないで油炒めをする際には、シュウ酸の含有量の少ない「生食用ほうれん草」「サラダ用ほうれん草」を使用しましょう。

 

 

オススメ食材 4

きゃべつ
ビタミンB9【葉酸】_オススメ4(きゃべつ)

きゃべつ・ゆで ・・・ 48μg

きゃべつ・生 ・・・ 78μg

きゃべつ・油炒め ・・・ 130μg

(100g当たり)

 

 

野菜炒め(油炒めのキャベツ:約90g)

野菜炒めに入っているきゃべつの量は約90~110g。 油炒めのキャベツ90gに含まれる葉酸は 117.0μg。(一日の摂取推奨量の約48%程度)

 

 

比較的摂取しやすい、オススメ食材。 生で食べるのも悪くないですが、過熱した方が量が減るので摂取しやすいです。 特にオススメなのは野菜炒めや回鍋肉など「油で炒める」調理法です。 生で食べるよりも油で調理したキャベツの方が葉酸は摂取しやすいです。

葉酸は水溶性のビタミンなので、茹でる調理だと生よりも含有量が減少します。 素材から流れ出てしまったビタミンも一緒に摂取できる「スープ」などの調理方法がおすすめです。

 

 

オススメ食材 5

ブロッコリー
ビタミンB9【葉酸】_オススメ5(ブロッコリー)

ブロッコリー・生 ・・・ 210μg

ブロッコリー・ゆで ・・・ 120μg

(100g当たり)

 

 

ブロッコリー温サラダ(茹でブロッコリー:約60g)

ブロッコリー温野菜サラダ。1人分のブロッコリーは約60~80g。 茹でたブロッコリー60gに含まれる葉酸は72.0μg。 (1日の摂取推奨量の30%程度)

 

ブロッコリーは生食も可能です。 茹でるよりも生の方が葉酸の含有量は多いのですが、食べやすさを考慮すると、茹でた方が無難だと思います。

生で食べる場合はブロッコリーの隙間に「虫」や「ゴミ」なども挟まっていたりしますので、よく洗うようにしましょう。

 

 

オススメ食材 6

レバー
ビタミンB9【葉酸】_オススメ6(レバー)

鶏レバー ・・・ 1300μg

牛レバー ・・・ 1000μg

豚レバー ・・・ 810μg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 】

・鶏レバー 上限 19.2g

・豚レバー 上限 20.7g

鶏レバーには 14,000μg/100g、豚レバーには 13,000μg/100g のビタミンAが含まれてます。 ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 鶏レバー 19.2g 】【 豚レバー 20.7g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

 

【 食べ過ぎ注意 】

・牛レバー 上限 90.0g

牛レバーには 1,000μg/100gの葉酸が含まれてます。葉酸の一日の摂取上限量は900μgに設定されておりますので【 牛レバー 90.0g 】を超えて食べてしまうと、葉酸の一日摂取上限を超えてしまいます。

 

葉酸の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

鶏レバーのレバニラ炒め(鶏レバー:約19g)

レバニラ炒め 一般的な1人前は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 19g程度に控えましょう。 鶏レバー(19.0g)食べた場合は、葉酸を約247.0μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約102%程度)

 

豚レバーのレバニラ炒め(豚レバー:約20g)

レバニラ炒め1人前に使われているレバーの量は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 20g程度に控えましょう。 豚レバー(20.0g)食べた場合は、葉酸を約162.0μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約67%程度)

 

レバー類は栄養が豊富なのですが、鶏レバーと豚レバーはビタミンA。 牛レバーは葉酸が非常に多く含まれており、一日摂取上限に容易に達してしまうので注意が必要。

レバニラ炒めなどは一皿を何人かで取り分けたり、焼き鳥のレバー串などは1本を2人で取り分けるなど、一度に多く摂取しないような工夫が必要です。

 

 

オススメ食材 7

芽キャベツ
ビタミンB9【葉酸】_オススメ7(めきゃべつ)

芽キャベツ(生) ・・・ 240μg

芽キャベツ(ゆで) ・・・ 220μg

(100g当たり)

 

 

シチュー(芽キャベツ:約45g)

芽キャベツの大きさは大きいもので1個20g 小さなものだと1個10g程度。 シチューに芽キャベツの中ぐらいのサイズの物(1個15g)が3個ほど入っていた場合、芽キャベツ約45g。 芽キャベツ45gに含まれる葉酸は 99.0μg。(一日の摂取推奨量の約41%程度)

 

芽キャベツは、どこの家庭でも食べられているポピュラーとは言えない食材だと思いますが、実はとても優秀なんです。  芽キャベツには「葉酸」だけではなく「ビタミンK」「ビタミンC」なども豊富に含まれています。

食べ方としては、加熱調理が基本。 生だと独特の苦味やアクが強く、とても固くて普通のキャベツと同じというわけにはいきません。 生で食べても体に毒になるということはありません。

海外では、生の芽キャベツを薄くスライスしてサラダにのせることもあるようですが、食べられる量はわずかで葉酸の摂取量としてはあまり期待ができません。やはり、加熱をして召し上がるのが無難だと思います。

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB7(ビオチン)

ビオチン(ビタミンB7)が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取推奨量

ビタミンB7(ビオチン)_一日の摂取推奨量
一日の摂取推奨量は 男性50μg、女性50μg。(30~49歳の推奨量です)

 

 

 

 

ビオチン(ビタミンB7)が豊富な食材

オススメ食材 1

落花生(ピーナッツ)
ビタミンB7【ビオチン】_オススメ1(落花生・ピーナッツ)

落花生 ・・・ 92.3μg

バターピーナッツ ・・・ 95.6μg

(100g当たり)

 

 

殻から取り出したピーナッツ(ピーナッツ:約27g)

豆1個の重さは約0.9g。 ピーナッツは100g当たりに92.3μgのビオチンが含まれますので、ピーナッツを30粒(27.0g)食べた場合は、ビオチンを約24.9μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約49%程度)

 

 

ピーナッツには「大粒種」「小粒種」の2種類あります。

煎り豆やバターピーナッツなどそのままの形で食べられているものは大粒種が主。 小粒種はピーナッツオイルや調理用、豆菓子の原料に使われることが多いです。

ビオチンの量は「大粒種」「小粒種」どちらも同じで、100g当たり92.3μg。

ピーナッツ100g当たりのカロリーは562kcal。 30粒食べた場合は約151.7kcal。 間食の適正カロリー(200kcal)以内です。

 

 

オススメ食材 2

たまご(卵黄)
ビタミンB7【ビオチン】_オススメ2(たまご・卵黄)

卵黄・生 ・・・ 65.0μg

卵黄・ゆで ・・・ 54.9μg

卵白・生 ・・・ 7.8μg

卵白・ゆで ・・・ 12.4μg 

(100g当たり)

 

 

ゆでたまご(ゆで卵黄20g ゆで卵白30g)

Mサイズの卵は、黄身20g、白身30g程度。 Mサイズの卵をゆで卵にして食べた場合、黄身に含まれるビオチンの量は約10.98μg。白身に含まれるビオチンの量は3.72μg。 合計で14.70μgのビオチンを摂取することができます。(一日の摂取推奨量の約29%程度)

 

 

【 卵白が卵黄の邪魔をする!? 】

卵白には「アビジン」という物質が含まれています。 このアビジンがビオチンと結合してビオチンの吸収を阻害します。 生卵の白身を常習的に多量に摂取してしまうと、ビオチンが吸収できずに欠乏症を引き起こしてしまいます。 生卵白の多量摂取は控えましょう。 ちなみに、アビジンは加熱することで不活性化し、ビオチンの吸収を邪魔しなくなります。

ひとつの卵の中で、卵黄のビオチンの吸収を、卵白のアビジンが邪魔をするっていうのも少しおもしろく感じますね。

 

 

オススメ食材 3

ヘーゼルナッツ
ビタミンB7【ビオチン】_オススメ3(ヘーゼルナッツ)

揚げ・味付け ・・・ 81.8μg

(100g当たり)

 

 

揚げヘーゼルナッツ(ヘーゼルナッツ:約22.5g)

ヘーゼルナッツの重さは1粒で1.5g程度。 ヘーゼルナッツを15粒(22.5g)に含まれるビオチンの量は約18.4μg。 (1日の摂取推奨量の36%程度)

 

 

ビオチンの含有量は、オススメ食材①で紹介した「ピーナッツ(92.3μg)」には若干劣りますが、ヘーゼルナッツもビオチンを多く含む優秀な食材です。

 

【ナッツ類はカロリー注意】

特にヘーゼルナッツはナッツの中でもカロリーが高いので、食べ過ぎには注意が必要です。

 

【 100g当たりのカロリー比較 】

ヘーゼルナッツ 684 kcal

ピスタチオ 615 kcal

アーモンド 606 kcal

ピーナッツ 562 kcal

チョコレート 558 kcal

ポテトチップ 554 kcal

チーズケーキ 358 kcal

バニラアイス 180 kcal

 

ヘーゼルナッツは100g当たりに684kcalのカロリーがあるので、15粒(22.5g)を食べた場合、153.9kcalです。 間食の適正カロリー(200kcal)以内です。

ビオチンの摂取量と摂取カロリー量の両面から考えて、ヘーゼルナッツの場合1日当たり15~18粒程度にとどめておいた方が良いでしょう。

 

 

オススメ食材 4

アーモンド
ビタミンB7【ビオチン】_オススメ4(アーモンド)

揚げ・味付け ・・・ 61.6μg

(100g当たり)

 

 

揚げアーモンド(アーモンド:約22g)

アーモンドの重さは1粒で1.0~1.2g程度。 1粒1.0gのアーモンドを22粒(22g)に含まれるビオチンの量は約13.5μg。 (1日の摂取推奨量の27%程度)

 

 

アーモンドには「ビオチン」だけではなく「ビタミンE」「食物繊維」「不飽和脂肪酸」なども豊富に含まれるので、積極的に取り入れたい食材です。 しかし、ナッツ類は全般的にカロリーが高いので、食べ過ぎには注意しましょう。

「 アーモンド 22g 」のカロリーは133.3キロカロリー。 白いごはんに換算すると約80g(ごはん茶碗に半分程度)のカロリー量です。 一般的には間食は1日に200キロカロリー程度が適量と言われております。 スナック菓子やチョコレートの代わりに間食をアーモンドに置き換えればとても健康的ですし、20~25粒程度であれば、カロリー摂り過ぎの心配はありません。

 

 

オススメ食材 5

レバー
ビタミンB7【ビオチン】_オススメ5(レバー)

鶏レバー ・・・ 232.4μg

牛レバー ・・・ 79.6μg

豚レバー ・・・ 76.1μg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 】

・鶏レバー 上限 19.2g

・豚レバー 上限 20.7g

鶏レバーには 14,000μg/100g、豚レバーには 13,000μg/100g のビタミンAが含まれてます。 ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 鶏レバー 19.2g 】【 豚レバー 20.7g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

 

【 食べ過ぎ注意 】

・牛レバー 上限 90.0g

牛レバーには 1,000μg/100gの葉酸が含まれてます。葉酸の一日の摂取上限量は900μgに設定されておりますので【 牛レバー 90.0g 】を超えて食べてしまうと、葉酸の一日摂取上限を超えてしまいます。

 

ビオチンの含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

鶏レバーのレバニラ炒め(鶏レバー:約19g)

レバニラ炒め 一般的な1人前は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 19g程度に控えましょう。 鶏レバー(19.0g)食べた場合は、ビオチンを約44.1μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約88%程度)

 

豚レバーのレバニラ炒め(豚レバー:約20g)

レバニラ炒め1人前に使われているレバーの量は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 20g程度に控えましょう。 豚レバー(20.0g)食べた場合は、ビオチンを約15.2μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約30%程度)

 

レバー類は栄養が豊富なのですが、鶏レバーと豚レバーはビタミンA。 牛レバーは葉酸が非常に多く含まれており、一日摂取上限に容易に達してしまうので注意が必要。

レバニラ炒めなどは一皿を何人かで取り分けたり、焼き鳥のレバー串などは1本を2人で取り分けるなど、一度に多く摂取しないような工夫が必要です。

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB6

ビタミンB6が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取推奨量

ビタミンB6_一日の摂取推奨量
一日の摂取推奨量は 男性1.4mg、女性1.1mg。(30~49歳の推奨量です)

 

ビタミンB6 摂取上限量

【注意】ビタミンB6_一日の上限量
一日の摂取上限量は 男性55mg、女性45mg。(30~49歳の上限量です)

 

 

 

 

ビタミンB6が豊富な食材

オススメ食材 1

まぐろ
ビタミンB6_オススメ1(まぐろ)

みなみまぐろ・生 ・・・ 1.08mg

びんながまぐろ・生 ・・・ 0.94mg

黒まぐろ・生 ・・・ 0.85mg

めじまぐろ・生 ・・・ 0.73mg

きはだまぐろ・生 ・・・ 0.64mg

(100g当たり)

 

 

まぐろの握り寿司(みなみまぐろ:約18g)

握り寿司に使われているまぐろの重さは1個約9g~20g。 1個当たり9gの大きさのミナミマグロの握り寿司を2個食べた場合0.19mgのビタミンB6を摂取できます。(一日の摂取推奨量の約13%~17%程度)

 

鉄火丼(クロマグロ:約80g)

鉄火丼に使われているまぐろの重さは約80g~200g。 クロマグロが80g乗った鉄火丼を食べた場合、約0.68mgのビタミンB6を摂取できます。(一日の摂取推奨量の約48%~61%程度)

 

 

「まぐろ」と一言で言ってもいろいろな種類があります。

・クロマグロ(本マグロ)
・メジマグロ(クロマグロの若魚)
・ミナミマグロ(インドマグロ)
・メバチマグロ
・キハダマグロ
・ビンナガマグロ(ビンチョウマグロ)
・コシナガ
・タイセイヨウマグロ

まぐろの種類によってビタミンB6の含有量に違いはあるのですが、どのマグロもビタミンB6は多めです。

 

 

オススメ食材 2

かつお
ビタミンB6_オススメ2(かつお)

かつお・春獲り ・・・ 0.76mg

かつお・秋獲り ・・・ 0.76mg

(100g当たり)

 

 

カツオの握り寿司(カツオ:約18g)

握り寿司に使われているカツオの重さは1個約9g~20g。 1個当たり9gの大きさのカツオの握り寿司を2個食べた場合、18gのカツオからとれるビタミンB6は0.13mg。(一日の摂取推奨量の約9%~12%程度)

 

カツオのたたき(カツオ:約80g)

カツオのたたき1人前に使われているカツオの重さは約80g~120g。 カツオが80gのたたきを食べた場合、約0.60mgのビタミンB6を摂取できます。(一日の摂取推奨量の約43%~55%程度)

 

 

カツオの旬は2回

春獲り
4月~5月頃にとれる鰹。 「初鰹」「のぼり鰹」とも呼ばれます。 餌を求めて北上中のカツオなので、脂の乗りは控えめで「さっぱり」「あっさり」といった特徴があります。 初の鰹は「たたき」がおいしい時期だそうです。

秋獲り
8月~9月頃に獲れる鰹。 北上していた鰹が南下してくる「戻り鰹」。 春獲りの鰹と比べ脂がのっているので「もっちり」とした特徴があり「脂鰹」「トロ鰹」とも呼ばれます。 寿司や刺身で食べるのがおすすめだそうです。

ビタミンB6に関しては、春獲りも秋獲りも含有量は同じ。 鰹にはビタミンB6が多く含まれていますので旬の時期には特におすすめの食材です。

 

 

オススメ食材 3

鶏肉(むね肉・ささ身)
ビタミンB6_オススメ3(鶏肉_むね肉・ささみ)

鶏肉(むね肉・焼き) ・・・ 0.66mg

鶏肉(ささ身・焼き) ・・・ 0.52mg

鶏肉(もも肉・焼き) ・・・ 0.37mg

(100g当たり)

 

 

鶏むね肉のソテー(鶏むね肉:約180g)

むね肉のソテー1人前、約150g~200g。 150gの鶏むね肉のソテーを食べた場合、ビタミンB6は0.99mg。(一日の摂取推奨量の約70%~90%程度)

 

ささみのバター炒め(鶏ささみ:約100g)

ささみのバター炒め一人前に使われている鶏ささみは100g~150g。 鶏ささみ100gからビタミンB6は0.52mg摂取できます。(一日の摂取推奨量の約37%~47%程度)

 

 

鶏肉は、むね肉、ささ身、もも肉、手羽、砂肝、レバー、ハツ・・・ など様々なの部位に分けられています。 部位によりビタミンの含有量も異なります。 ビタミンB6に関しては「むね肉」「ささ身」がおすすめ。

ビタミンB群は水溶性のビタミンですので、調理方法は「焼く」「炒める」などがビタミンB群を逃がさずに摂取することができます。 「煮る」「茹でる」場合は溶けだしたビタミンを摂取できるスープやシチューのような調理がおすすめです。

 

 

オススメ食材 4

さけ
ビタミンB6_オススメ4(さけ)

しろさけ(焼き) ・・・ 0.57mg

べにさけ(焼き) ・・・ 0.39mg

(100g当たり)

 

 

焼き鮭(しろさけ:約40g)

ご家庭の朝ごはんや幕の内弁当、焼鮭定食など定番の「焼鮭」。 スーパーなどで売られている鮭の切り身は60g~100g。 お弁当に入っている小さめに切り身だと40~60g程度。 お弁当に入っている小さめの焼鮭40gを食べた場合のビタミンDは約0.22mg。 (1日の摂取目安量の16%~20%程度)

 

 

鮭にも「しろさけ(白鮭)」「べにざけ(紅鮭)」「銀ざけ」「キングサーモン」などいろいろな種類があります。 どの種類の鮭でも「ビタミンD」「ビタミンB6」「ビタミンB12」など豊富に含まれています。

あまり多い量でなくても、1日の摂取目安量を達成することは難しくはないと思います。

 

 

オススメ食材 5

ピスタチオ
ビタミンB6_オススメ5(ピスタチオ)

ピスタチオ(煎り) ・・・ 1.22mg

(100g当たり)

 

 

殻をむいた煎りピスタチオ

殻をむいたピスタチオ1粒の重さは約0.6gです。

ピスタチオ100gあたりに含まれるビタミンB6は1.22mg。20粒(約12g)食べると、約0.15mgのビタミンB6(1日の摂取目安量の約10~14%)を摂取できます。

カロリーは100gあたり614kcalで、ピーナッツ(100gあたり585kcal)よりやや高めですが、20粒(約12g)なら約74kcal。間食の適正カロリー(200kcal)以内に収まるため、食べ過ぎなければカロリーオーバーを心配する必要はありません。

さらに、ピスタチオにはビタミンB6のほかにも、ミネラルや食物繊維が含まれており、栄養バランスの面でも優れています。お子様のおやつとしてもおすすめできる食材です。

砕いてサラダやヨーグルトにトッピングしたり、ペースト状にしてディップにするなど、アレンジの幅も広く、日々の食事に取り入れやすいのも魅力です。

塩分を控えたい方は、無塩タイプを選ぶとよりヘルシーに楽しめます。

 

オススメ食材 6

豚肉
ビタミンB6_オススメ6(豚肉_ヒレ肉)

 

豚肉・ひれ肉(焼き) ・・・ 0.76mg

豚肉・もも肉(焼き) ・・・ 0.43mg

豚肉・ロース(焼き) ・・・ 0.33mg

(100g当たり)

 

 

豚ヒレ肉 焼き

豚のヒレ肉100gあたりに含まれるビタミンB6は0.76mg。焼きヒレ肉1人前(約120g)を食べると、約0.91mgのビタミンB6(1日の摂取目安量の約65~83%)を摂取できます。

豚肉の中では、ヒレ肉が最もビタミンB6の含有量が多く、効率よく摂取できる部位です。とはいえ、もも肉(0.43mg/100g)やロース(0.33mg/100g)も十分な量を含んでおり、日々の食事に取り入れやすい選択肢です。

さらに、豚肉にはビタミンB6のほかにも、疲労回復に役立つビタミンB1が豊富に含まれているため、忙しい毎日を支える栄養源としてもおすすめです。

脂質が少なく、あっさりとした味わいのヒレ肉は、焼くだけでなく、蒸し料理やソテー、和風・洋風どちらの献立にも合わせやすく、調理の幅も広いのが魅力です。

部位や調理法を工夫することで、無理なくビタミンB6を取り入れることができます。

オススメ食材 7

レバー
ビタミンB6_オススメ7(牛レバー・鶏レバー・豚レバー)

牛レバー ・・・ 0.89mg

鶏レバー ・・・ 0.65mg

豚レバー ・・・ 0.57mg

(100g当たり)

【 食べ過ぎ注意 】

・鶏レバー 上限 19.2g

・豚レバー 上限 20.7g

鶏レバーには 14,000μg/100g、豚レバーには 13,000μg/100g のビタミンAが含まれてます。 ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 鶏レバー 19.2g 】【 豚レバー 20.7g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。

 

【 食べ過ぎ注意 】

・牛レバー 上限 90.0g

牛レバーには 1,000μg/100gの葉酸が含まれてます。葉酸の一日の摂取上限量は900μgに設定されておりますので【 牛レバー 90.0g 】を超えて食べてしまうと、葉酸の一日摂取上限を超えてしまいます。

 

ビタミンB6の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。

 

 

🐓 鶏レバー(レバニラ炒め:約19g)

鶏レバーにはビタミンAが100gあたり14,000μg含まれており、1日の摂取上限(2,700μg)を超えないためには【19.2g】までが目安です。
一般的なレバニラ炒め1人前には50~100gのレバーが使われることもありますが、1日分としては19g程度に控えるのが安心です。
鶏レバー19gを食べると、ビタミンB6は約0.12mg(1日の摂取推奨量の約9~11%)摂取できます。

 

🐖豚レバー(レバニラ炒め:約20g)

豚レバーにはビタミンAが100gあたり13,000μg含まれており、1日の摂取上限を超えないためには【20.7g】までが目安です。
レバニラ炒めを何人かで取り分けるなどして、1人あたりの摂取量を20g程度に抑える工夫が必要です。
豚レバー20gで、ビタミンB6は約0.11mg(1日の摂取推奨量の約8~10%)摂取できます。

 

🐄 牛レバー(焼き:約90gまで)
牛レバーは葉酸の含有量が非常に高く、100gあたり1,000μg。葉酸の1日摂取上限(900μg)を超えないためには【90g】までが目安です。
ビタミンB6は100gあたり0.89mgと高めで、焼きレバー1人前(約90g)で約0.80mgのビタミンB6を摂取できます(1日の摂取推奨量の約57~73%)

 

 

🍽️ レバーを食べる際のポイント

  • レバー類は栄養価が高く、ビタミンB6の補給にも役立ちますが、ビタミンA(鶏・豚)や葉酸(牛)の過剰摂取に注意が必要です。
  • レバニラ炒めは一皿を複数人で取り分ける、焼き鳥のレバー串は1本を2人で分けるなど、摂取量を調整する工夫が大切です。
  • ビタミンB6だけでなく、食材に含まれる他の栄養素の上限にも気を配ることで、安心して健康的な食生活を送ることができます。

 

 

ビタミン解説_menuHomePageビタミン食材_menu

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB5(パントテン酸)

パントテン酸(ビタミンB5)が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンB5(パントテン酸)_一日の摂取推奨量
一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

 

パントテン酸が豊富な食材

オススメ食材 1

納豆
ビタミンB5【パントテン酸】_オススメ1(納豆)

ひきわり ・・・ 4.28mg

糸引き ・・・ 3.60mg

(100g当たり)

納豆は、パントテン酸(ビタミンB5)を豊富に含む発酵食品の代表格。特にひきわり納豆は含有量が高く、日常の食事で手軽に摂取できる優秀な食材です。発酵によって栄養価が高まり、腸内環境や代謝のサポートにも役立ちます。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・納豆ごはん(ひきわり)

スーパーなどで販売されている納豆1パックは約40〜50g。

50gのひきわりを食べた場合、パントテン酸は約2.14mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(5.0mg)の約43%に相当します。

👉 糸引き納豆でも約1.8mg(1日摂取推奨量の36%)摂取でき、どちらも日常の食事で無理なく取り入れられます

 

🫘 納豆の雑談コーナー

  • ひきわり納豆は“吸収効率”が高い
    ひきわり納豆は、大豆を砕いて皮を取り除いてから発酵させるため、粒が小さく消化吸収が良いのが特徴。パントテン酸の含有量も糸引き納豆より高く、栄養面でも優秀です。離乳食や納豆初心者にもおすすめのタイプです。
  • 納豆は“腸活”にもひと役
    納豆菌は腸内環境を整える働きがあり、善玉菌の増殖を助けるとされています。パントテン酸と合わせて、腸内での代謝や免疫サポートにも期待できる組み合わせ。毎日の食事に少量ずつ取り入れることで、体の内側から整える習慣がつくれます。
  • 納豆は“冷蔵庫の常連”でOK
    冷蔵保存で数日〜1週間ほど持ち、冷凍すればさらに長期保存も可能。忙しい日でも手軽に栄養補給できる常備食材として、冷蔵庫にストックしておくと安心です。

 

オススメ食材 2

鶏肉
ビタミンB5【パントテン酸】_オススメ2(鶏肉_ささみ・むね肉)

ささみ・焼き ・・・ 3.16mg

むね肉・焼き ・・・ 2.58mg

もも肉・焼き ・・・ 1.33mg

(100g当たり)

 

🍽️調理例と摂取量の目安

● 鶏のから揚げ(むね肉)
唐揚げ1個に使われる鶏肉の量は約40〜60g。
仮に50gのから揚げを3個(合計150g)食べた場合、パントテン酸は約3.87mg。
これは1日の推奨摂取量の約77%に相当します。

● ささみの梅しそ巻き
ささみ1本は約50〜60g。
2本分(約110g)を使った梅しそ巻きを食べた場合、パントテン酸は約3.48mg。
これは1日の推奨量の約70%に相当します。
さっぱりした味わいで、揚げ物よりもヘルシーに摂取できるのが魅力です。

 

🐔 鶏肉の雑談コーナー

  • ささみは“隠れたビタミン源”
    脂質が少なく、筋トレやダイエット食材として人気のささみ。実はパントテン酸の含有量も高く、むね肉よりも多く含まれています。淡白な味わいながら、栄養価はしっかり。
  • むね肉は“コスパ最強の健康食材”
    価格が安く、調理の幅も広いむね肉は、日常使いにぴったり。パントテン酸だけでなく、イミダゾールジペプチドという疲労回復成分も含まれており、働く人の味方です。
  • もも肉は“味重視派におすすめ”
    脂が乗ってジューシーなもも肉は、パントテン酸の含有量はやや控えめですが、満足感のある味わいが魅力。炒め物や煮込み料理で活躍します。
  • 鶏肉は“部位で使い分ける”のが賢い
    目的に応じて部位を選ぶことで、味・栄養・満足感のバランスが取れます。パントテン酸を意識するなら、ささみやむね肉を中心に、もも肉はアクセントとして使うのがオススメです。

 

オススメ食材 3

たらこ
ビタミンB5【パントテン酸】_オススメ3(たらこ)

焼きたらこ ・・・ 3.68mg

生たらこ ・・・ 3.68mg

からし明太子 ・・・ 2.16mg

(100g当たり)

たらこは、魚卵の中でもパントテン酸含有量が高く、手軽に摂れる優秀食材。生でも焼いても栄養価がほぼ変わらず、調理の幅も広いため、日常の食事に取り入れやすいのが魅力です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・たらこパスタ(生たらこ)

1人前のたらこパスタには約30〜50gのたらこが使われます。
仮に40gの生たらこを使用した場合、パントテン酸は約1.47mg。
これは1日の推奨摂取量の約29%に相当します。

 

・たらこおにぎり(焼きたらこ)

コンビニなどで販売されている「たらこおにぎり」には約10gのたらこが使われています。
この量で摂取できるパントテン酸は約0.368mg。
1日の推奨摂取量の約7%に相当します。

 

🐟 たらこの雑談コーナー

  • たらこは“塩漬けの芸術”
    たらこはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたもので、熟成によって旨味が凝縮されます。明太子はさらに唐辛子などで味付けされた加工品。辛味の有無で好みが分かれますが、パントテン酸の含有量は「生たらこ」「焼きたらこ」が上位です。
  • 旬のたらこは“粒立ちが違う”
    スケトウダラの産卵期(11月〜1月)に獲れるたらこは、粒がしっかりしていて風味も濃厚。特に12月は粒の成熟度が高く、焼いても生でも美味しさが際立ちます。
  • たらこは“冷凍ストックの味方”
    冷凍保存が可能で、必要な分だけ使えるのも魅力。ご飯のお供だけでなく、パスタ・卵焼き・ポテトサラダなど、アレンジの幅が広く、冷蔵庫にあると安心感のある食材です。
  • 魚卵なのに“高たんぱく・低脂質”
    たらこは100gあたり約24gのたんぱく質を含み、脂質は約4g前後。筋肉づくりやダイエット中のたんぱく源としても優秀です。ただし、プリン体はやや多めなので、食べ過ぎには注意を。

 

オススメ食材 4

たまご
ビタミンB5【パントテン酸】_オススメ4(たまご_卵黄)

卵黄・生 ・・・ 4.33mg

卵黄・ゆで ・・・ 4.08mg

卵白・生 ・・・ 0.18mg

(100g当たり)

たまごは、手軽に食べられる完全栄養食として知られていますが、パントテン酸(ビタミンB5)に関しては卵黄に多く含まれているのが特徴。卵白との栄養差を知ることで、より効果的な摂取が可能になります。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・たまごかけご飯(Lサイズ)

Mサイズのたまご、卵黄15g、 卵白35g。Lサイズのたまごでは、卵黄20g、卵白40g。
Lサイズのたまごで、たまごかけごはんを食べた際、パントテン酸は、卵黄から約0.866mg、卵白から0.072mg。 合計で0.938mg。これは1日の推奨摂取量の約19%に相当します。

 

🥚 たまごの雑談コーナー

  • 卵黄は“栄養の濃縮カプセル”
    たまごは「完全栄養食」と言われますが、パントテン酸に関しては卵黄にほぼ集中しています。卵白はたんぱく質が中心で、ビタミン類は少なめ。代謝をサポートするパントテン酸を意識するなら、卵黄をしっかり摂ることがポイントです。
  • 加熱しても栄養はほぼキープ
    卵黄は加熱によってパントテン酸がわずかに減少しますが、4.33mg(生)→4.08mg(ゆで)と、栄養価の差はごくわずか。生でも加熱でも、安心して摂取できます。たまごかけご飯・ゆで卵・目玉焼きなど、
  • 好みに合わせて取り入れましょう。
    卵のサイズで栄養量も変わる
    MサイズとLサイズでは卵黄の量が異なるため、パントテン酸の摂取量にも差が出ます。Lサイズの卵黄は約20gあるため、1個で約0.86mgのパントテン酸が摂れる計算。サイズ表示も意識すると、より正確な栄養管理ができます。
  • 卵は“冷蔵庫の定番”で栄養補給に最適
    保存性が高く、調理の自由度も高いたまごは、毎日の食事に取り入れやすい万能食材。パントテン酸だけでなく、ビタミンD・B12・鉄・たんぱく質なども含まれており、朝食から夕食まで幅広く活躍します。

 

 

オススメ食材 5

きゃべつ
ビタミンB5【パントテン酸】_オススメ5(レバー)

鶏レバー ・・・ 10.10mg

牛レバー ・・・ 7.19mg

鶏レバー ・・・ 6.40mg

(100g当たり)

レバーは、パントテン酸(ビタミンB5)をはじめ、さまざまな栄養素を非常に高濃度で含む食材。栄養価が高い反面、摂取量に注意が必要な食材でもあります。特にビタミンAや葉酸の過剰摂取リスクがあるため、パントテン酸目的で大量に食べるのはおすすめできません。

🍽️調理例と摂取量の目安

鶏レバー(レバニラ炒め:約19g)

鶏レバーにはビタミンAが100gあたり14,000μg含まれており、1日の摂取上限(2,700μg)を超えないためには【19.2g】までが目安です。
一般的なレバニラ炒め1人前には50~100gのレバーが使われることもありますが、1日分としては19g程度に控えるのが安心です。
鶏レバー19gを食べると、パントテン酸は約1.92mg(1日の摂取推奨量の約38%)摂取できます。

 

 

🐡 レバーの雑談コーナー

  • レバーは“栄養の貯蔵庫”
    レバーは動物の肝臓であり、体内でエネルギーや栄養素を貯蔵・代謝する臓器。そのため、ビタミン・ミネラル・たんぱく質が非常に高濃度で含まれています。パントテン酸も例外ではなく、少量で1日分以上を摂取できるほどの濃度です。
  • “多すぎる”からこそ、少量でOK
    鶏・豚レバーはビタミンA、牛レバーは葉酸の含有量が非常に高く、過剰摂取による健康リスクが懸念されます。パントテン酸目的であっても、他の栄養素の上限を意識する必要があります。
  • “分けて食べる”という工夫
    レバニラ炒めは一皿を複数人で取り分ける、焼き鳥のレバー串は1本を2人で分けるなど、摂取量を調整する工夫が大切です。少量でも十分な栄養が摂れるからこそ、「ちょっとだけ」を意識することが、健康的な食生活につながります。
  • “栄養価が高い=安心”ではない
    レバーは「栄養価が高いからたくさん食べたい」と思われがちですが、実際には**“高すぎる”からこそ注意が必要な食材**。パントテン酸の補給には、他の食材とのバランスを考えながら、慎重に取り入れることが大切です。

 

 

ビタミン解説_menuHomePageビタミン食材_menu

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB3(ナイアシン)

ナイアシン(ビタミンB3)が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンB3(ナイアシン)_一日の摂取目安量
一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

 

ビタミンE 摂取上限量

【注意】ビタミンB3(ナイアシン)_一日の上限量
一日の摂取上限量は 男性800mg、女性650mg。(30~49歳の目安量です)

 

ナイアシンが豊富な食材

オススメ食材 1

たらこ
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ1(たらこ)

焼きたらこ ・・・ 56.9mg

生たらこ ・・・ 49.5mg

からし明太子 ・・・ 19.9mg

(100g当たり)

たらこは、ナイアシン(ビタミンB3)を非常に多く含む魚卵のひとつ。調理法によって含有量に差はありますが、日常の食事に取り入れやすく、栄養価の高い食材です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・たらこパスタ

お店によって異なりますが、1人前のたらこパスタに使われるたらこの量は約30〜50g。
仮に生たらこ40gが使用された場合、ナイアシンは約19.8mg摂取でき、これは1日の推奨量の約132〜165%に相当します。

 

・おにぎりの具(たらこ)

コンビニなどで販売されている「たらこおにぎり」には、約10gのたらこが使われています。
この量から摂取できるナイアシンは約5.69mg。1日の推奨量の約38〜47%に相当します。

 

🐟 たらこの雑談コーナー

  • “ナイアシン界のエース” たらこ
    たらこは、魚卵の中でもナイアシン含有量が群を抜いて高い食材。焼きたらこ・生たらこともに、わずか数十グラムで1日分以上のナイアシンが摂取できるほどです。ナイアシンはエネルギー代謝や皮膚・粘膜の健康維持に関わる重要な栄養素。疲れやすい方や肌荒れが気になる方にもおすすめです。
  • 明太子との違いは“味”だけじゃない
    明太子は、たらこに唐辛子などの調味料を加えて熟成させた加工品。ナイアシンの含有量はたらこよりも少なめですが、辛味による食欲増進効果もあり、食べやすさでは一歩リード。ナイアシン補給を重視するならたらこ、味のアクセントなら明太子と使い分けるのもおすすめです。
  • 冷凍OK!旬を逃さずストック
    スケトウダラの産卵期(11〜1月)がたらこの旬。特に12月は粒が大きく、旨みも濃厚。冷凍保存が可能なので、旬の時期にまとめ買いしておけば、パスタ・おにぎり・卵焼きなど幅広いメニューに活用できます。
  • 高たんぱく・低脂質、でもプリン体には注意
    たらこは100gあたり約24gのたんぱく質、脂質は約4g前後と、ダイエット中や筋肉づくりにも向いています。ただし、プリン体の含有量は比較的多め。痛風などが気になる方は、量に気をつけながら取り入れましょう。

 

 

オススメ食材 2

かつお
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ2(かつお)

春獲り ・・・ 19.0mg

秋獲り ・・・ 18.0mg

(100g当たり)

かつおは、ナイアシン(ビタミンB3)を豊富に含む赤身魚の代表格。春と秋に旬を迎え、季節によって味わいが異なるのも魅力です。刺身・たたき・寿司など、調理法の幅も広く、日常の食事に取り入れやすい食材です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・カツオの握り寿司(カツオ:約18g)

握り寿司に使われるカツオの重さは1貫あたり約9〜20g。
仮に1貫9gの握り寿司を2貫食べた場合、カツオ18gから摂取できるナイアシンは約3.42mg。
これは1日の推奨摂取量の約23〜29%に相当します。

 

・カツオのたたき(カツオ:約80g)

カツオのたたき1人前に使われるカツオの量は約80〜120g。
仮に80g食べた場合、ナイアシンは約15.2mg摂取でき、これは1日の推奨量の約101〜127%に相当します。

 

🐟 かつおの雑談コーナー

  • 春と秋、2度楽しめる旬魚
    かつおは年に2回旬を迎える珍しい魚。春獲り(初鰹)は4〜5月頃、秋獲り(戻り鰹)は8〜9月頃に水揚げされます。季節によって味わいが異なるため、料理の使い分けも楽しめます。春獲り(初鰹)はさっぱり派におすすめ
    北上中のかつおは脂が少なく、あっさりとした味わいが特徴。ナイアシン含有量は100gあたり19.0mgと高く、代謝サポートや疲労回復を意識した食事にもぴったり。薬味を添えた「たたき」にすると、さっぱり感と香味野菜の相性が抜群です。秋獲り(戻り鰹)は濃厚派におすすめ
    南下して戻ってきたかつおは脂がのっており、もっちりとした食感が魅力。ナイアシン含有量は18.0mgと春獲りに次いで高く、刺身や握り寿司で味わうと、脂の旨みと赤身のコクが際立ちます。別名「トロ鰹」と呼ばれるほどの濃厚さで、満足感も十分。ナイアシン補給に理想的な魚
    かつおは、100gあたりのナイアシン量が非常に高く、魚類の中でもトップクラス。たたきや寿司など、少量でもしっかり栄養が摂れるため、日常の食事に取り入れやすいのが魅力です。旬を意識して選べば、味も栄養もより充実した一皿になります。

 

 

オススメ食材 3

まぐろ
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ3(まぐろ)

びんながまぐろ ・・・ 20.7mg

きはだまぐろ ・・・ 17.5mg

黒まぐろ ・・・ 14.2mg

(100g当たり)

まぐろは、ナイアシン(ビタミンB3)を豊富に含む赤身魚の代表格。種類によって味わいや栄養価が異なり、刺身・寿司・丼ものなど、和食の定番として幅広く活用されています。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・まぐろの握り寿司(びんながまぐろ)
握り寿司に使われるまぐろの重さは1貫あたり約9〜20g。
仮に1貫9gのびんながまぐろの握り寿司を2貫食べた場合、まぐろ18gから摂取できるナイアシンは約3.726mg。
これは1日の推奨摂取量の約25〜31%に相当します。

 

・鉄火丼(きはだまぐろ:約80g)
鉄火丼(1人前)に使われるまぐろの量は約80〜150g。
仮にきはだまぐろを100g使用した鉄火丼を食べた場合、ナイアシンは約17.5mg摂取でき、これは1日の推奨量の約117〜146%に相当します。

 

🐟 まぐろの雑談コーナー

  • まぐろは種類で味も栄養も違う
    まぐろと一口に言っても、びんなが・きはだ・黒まぐろなど種類はさまざま。びんながまぐろは淡白でやわらかく、ナイアシン含有量も最も高め。きはだまぐろはクセが少なく、鉄火丼などに使われることが多いタイプ。黒まぐろは脂がのって濃厚な味わいが特徴で、寿司ネタとして人気があります。
  • 旬の時期を知ると、もっと美味しく
    びんながまぐろは春〜初夏、きはだまぐろは夏〜秋、黒まぐろは冬が旬とされています。旬の時期は脂の乗り方や旨みが増すため、同じ調理法でも味の印象が大きく変わります。季節に合わせて種類を選ぶと、より美味しく・より栄養価の高い食事になります。
  • ナイアシン補給にぴったりな赤身魚
    まぐろは赤身魚の中でもナイアシン含有量が高く、代謝サポートや疲労回復に役立つ食材。特にびんながまぐろは、少量でもしっかりナイアシンが摂れるため、握り寿司や丼ものなどで手軽に取り入れることができます。

 

オススメ食材 4

鶏肉
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ4(鶏肉)

むね肉・焼き ・・・ 18.4mg

ささみ・焼き ・・・ 15.5mg

もも肉・焼き ・・・ 6.7mg

(100g当たり)

鶏肉は、部位によって味わいや栄養価が大きく異なる万能食材。特にむね肉やささみは、ナイアシン(ビタミンB3)を豊富に含み、脂質が少なくヘルシーな部位として人気です。焼き調理にすることで、余分な脂を落としつつ、ナイアシンをしっかり摂取できます。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

● 鶏のから揚げ(むね肉)
唐揚げ1個に使われる鶏肉の量は約40〜60g。
仮に50gのから揚げを3個(合計150g)食べた場合、ナイアシンは約27.6mg。
これは1日の推奨摂取量の約184〜230%に相当します。

● 鶏のから揚げ(もも肉)
同じ量(150g)のもも肉を使った場合、ナイアシンは約10.05mg。
これは1日の推奨摂取量の約67〜84%に相当します。

👉 ナイアシン量だけで見ればむね肉が圧倒的ですが、もも肉でも1日の約7割を摂れる優秀な食材です。

 

🐔 鶏肉の雑談コーナー

  • むね肉 vs もも肉、どちらを選ぶ?
    むね肉は脂質が少なく、あっさりとした味わい。ナイアシン含有量も高く、健康志向の方に人気です。一方、もも肉はジューシーでコクがあり、満足感のある味わいが魅力。ナイアシン量は控えめですが、味の濃さや食べ応えでは根強いファンが多い部位です。
  • ささみは“隠れナイアシン食材”
    ささみはむね肉に近い栄養構成で、ナイアシンも15.5mgと高め。調理の工夫次第でパサつきを防ぎ、しっとり仕上げることができます。蒸し鶏や和え物など、軽めのメニューにぴったり。
  • 焼き調理はナイアシンを逃しにくい
    ナイアシンは水溶性のため、煮込みや茹で調理では一部が煮汁に溶け出してしまいます。焼き調理はナイアシンを保持しやすく、効率よく摂取できる方法。から揚げやグリルチキンなど、香ばしさと栄養を両立できるメニューがおすすめです。

 

オススメ食材 5

落花生(ピーナッツ)
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ5(落花生・ピーナッツ)

大粒種 ・・・ 17.0mg

(100g当たり)

落花生(ピーナッツ)は、豆類の中でもナイアシン含有量が高く、間食や料理のアクセントとして手軽に取り入れられる食材。脂質・たんぱく質・ビタミン類がバランスよく含まれており、栄養価の高い「天然のサプリ」とも言える存在です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

● 殻から取り出した落花生(ピーナッツ)
豆1粒の重さは約0.9g。
ピーナッツは100gあたりに17.0mgのナイアシンが含まれるため、30粒(約27.0g)食べた場合、ナイアシンは約4.59mg摂取できます。
これは1日の推奨摂取量の約31〜38%に相当します。

👉 30粒で約151.7kcal。間食の適正カロリー(200kcal)以内に収まり、栄養価も高い優秀なスナックです。

 

🥜 落花生の雑談コーナー

  • 落花生は“地中で育つ豆”
    落花生は花が咲いた後、地面に向かって茎が伸び、土の中で実をつけるという珍しい植物。英語名「peanut(地面のナッツ)」もその特徴から来ています。豆類でありながら、ナッツのような食感と風味を持つユニークな存在です。
  • ナイアシンだけじゃない、脂質も良質
    ピーナッツに含まれる脂質は、オレイン酸やリノール酸などの不飽和脂肪酸が中心。これらは血中コレステロールのバランスを整える働きがあり、心血管系の健康にも貢献します。ナイアシンと合わせて、代謝サポートにも期待できる組み合わせです。
  • 食べ方の工夫で“罪悪感ゼロ”スナックに
    煎りピーナッツや素焼きタイプを選べば、余分な塩分や油を避けられます。小分けパックや30粒程度を目安にすれば、間食としても安心。サラダや和え物に加えると、香ばしさと栄養価が一気にアップします。

 

注意食材

レバー(豚レバー・牛レバー)
ビタミンB3【ナイアシン】_オススメ6(豚レバー・牛レバー)

豚レバー ・・・ 14.0mg

牛レバー ・・・ 13.5mg

鶏レバー ・・・ 4.5mg

(100g当たり)

レバーは、ナイアシン(ビタミンB3)をはじめ、さまざまな栄養素を非常に高濃度で含む食材です。
「栄養価が高い」というよりも、「摂取量に十分注意が必要な食材」と表現する方が適切かもしれません。健康のためにも、食べ過ぎにはくれぐれもご注意を。🍽️ 調理例と摂取量の目安

・豚レバーのレバニラ炒め(豚レバー:約20g)
レバニラ炒め1人前に使われているレバーの量は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 豚レバーの摂取は20g程度に控えましょう。
豚レバー(20.0g)食べた場合は、ナイアシンを約2.8mg摂取できます。
これは1日の推奨摂取量の約19〜23%に相当します。

👉 成分表を見るとナイアシンも多く含まれていますが、レバー類は他の栄養素(特にビタミンAや葉酸)の摂取上限を超えやすいため、多く食べることができない食材です。

📌 レバー類の1日摂取上限量

鶏レバーの1日摂取上限 19.2g(ビタミンAの上限)

豚レバーの1日摂取上限 20.7g(ビタミンAの上限)

牛レバーの1日摂取上限 90.0g(葉酸の上限)

👉 結論として、ナイアシンの摂取をレバーで行うのはおすすめできません。他の食材での摂取を意識しましょう。

 

🐡 レバーの雑談コーナー

  • レバーは動物の「肝臓」。体内でエネルギーや栄養素を貯蔵・代謝する臓器であるため、栄養が“詰まりすぎている”ほど豊富です。
    そのため、少量でも多くの栄養素が摂取できる反面、過剰摂取による健康リスクも高いのが特徴。栄養価が高いからこそ、少量を味わっていただくのが基本。健康のためにも、日々の食事では「ちょっとだけ」を意識して取り入れるようにしましょう。

 

 

ビタミン解説_menuHomePageビタミン食材_menu

 

 

当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB2

ビタミンB2が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンB2_一日の摂取推奨量
一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

 

ビタミンB2が豊富な食材

オススメ食材 1

うなぎ
ビタミンB2_オススメ1(うなぎ)

かば焼き ・・・ 0.74mg

白焼き ・・・ 0.45mg

(100g当たり)

うなぎは、ビタミンB2を豊富に含む魚介類の代表格。脂質の代謝や皮膚・粘膜の健康維持に役立つ栄養素として、日常の食事に取り入れたい食材です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・うな重(1人前)

お店で提供される「うな重」に使われるうなぎの量は、1人前あたり約80g〜120gが一般的。

100gのうなぎ(かば焼き)を食べた場合、ビタミンB2は約0.74mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.2~1.6mg)の約46~62%に相当します。

 

🐟 うなぎの雑談コーナー

  • ビタミンB2は脂質の代謝に関わる栄養素
    うなぎは脂ののった魚ですが、ビタミンB2は脂質の代謝を助ける働きがあるため、うなぎのような脂質を含む食材との相性も良好。美味しく食べながら、栄養バランスも整えられます。
  • かば焼きと白焼き、どちらも栄養豊富
    かば焼きは甘辛いタレで香ばしく焼き上げた定番スタイル。白焼きは塩やわさび醤油でいただく、素材の風味を活かしたあっさり系。どちらもビタミンB2をしっかり摂取できますが、かば焼きの方がやや多めです。
  • うなぎは季節を超えて活躍する食材
    天然うなぎの旬は冬(12月〜2月)ですが、養殖うなぎは通年安定した品質で流通しています。夏の「土用の丑の日」に食べる習慣は、江戸時代の知恵から生まれたもの。暑さに負けない体力づくりのために、栄養価の高いうなぎが選ばれました。
  • 美容にもひと役
    ビタミンB2は皮膚や粘膜の健康維持に欠かせない栄養素。うなぎにはビタミンA・Eも含まれており、肌の調子を整える働きも期待できます。美味しく食べて、内側からのケアにもつながります。

 

オススメ食材 2

納豆
ビタミンB2_オススメ2(納豆)

糸引き ・・・ 0.56mg

ひきわり ・・・ 0.36mg

(100g当たり)

納豆は、ビタミンB2を含む発酵食品の代表格。特に糸引き納豆(粒納豆)は含有量が高く、日常の食事で手軽に取り入れられる優秀な食材です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・納豆ごはん(1人前)

スーパーなどで販売されている納豆1パックは約40〜50g。

50gの糸引き納豆を食べた場合、ビタミンB2は約0.28mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.2~1.6mg)の約18~23%に相当します。

 

🫘 納豆の雑談コーナー

  • 納豆は発酵の力で栄養価アップ
    納豆は蒸した大豆に納豆菌を加えて発酵させて作られる、日本の伝統的な発酵食品。発酵によってビタミンB2やビタミンK2、ナットウキナーゼなどの健康成分が増えるのが特徴です。
  • 糸引き納豆とひきわり納豆の違い
    糸引き納豆(粒納豆)は、蒸した大豆をそのまま発酵させたもので、納豆菌が作る「ポリグルタミン酸」によって粘りが出ます。
    ひきわり納豆は、大豆を砕いて皮を取り除いてから発酵させたもの。粒が小さく柔らかく、食べやすいのが特徴です。
  • 納豆は朝食の定番、でも夜にもおすすめ
    納豆は朝食のイメージが強いですが、実は夜に食べることでナットウキナーゼの働きが睡眠中に活発になるとも言われています。血流改善や疲労回復を意識するなら、夕食にも取り入れてみましょう。
  • 地域によって好みが分かれる食材
    関西では納豆が苦手な人も多いと言われていましたが、近年では健康志向の高まりとともに人気が上昇中。タレや薬味の工夫で、食べやすさもアップします。

 

 

オススメ食材 3

アーモンド
ビタミンB2_オススメ3(アーモンド)

揚げ・味付け ・・・ 1.11mg

煎り・無塩 ・・・ 1.04mg

(100g当たり)

アーモンドは、ビタミンB2を豊富に含むナッツ類の代表格。手軽に食べられるうえ、栄養バランスにも優れており、間食としても人気の高い食材です。

 

🍽️ 調理例と摂取量の目安

・揚げアーモンド(約22粒)
アーモンド1粒の重さは約1.0g。22粒(約22g)食べた場合、ビタミンB2は約0.244mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.2~1.6mg)の約15~20%に相当します。

🥜アーモンドの雑談コーナー

  • 栄養バランスが優秀なナッツ
    アーモンドはビタミンB2のほか、カルシウム・マグネシウム・鉄・亜鉛などのミネラルも豊富。不飽和脂肪酸や食物繊維、ビタミンEも含まれており、美容や健康維持に役立つ成分がぎっしり詰まっています。
  • 間食にぴったり、でもカロリーには注意
    アーモンド22gのカロリーは約133kcal。これは白米約80g(茶碗半分程度)に相当します。間食の適正カロリーは1日200kcal程度とされているため、20~25粒程度なら安心して取り入れられます。スナック菓子やチョコレートの代わりに置き換えると、ぐっと健康的な間食になります。
  • ナッツは“噛む”ことで満足感アップ
    アーモンドはしっかり噛むことで満腹感が得られやすく、食べ過ぎ防止にもつながります。よく噛むことで消化も助けられ、栄養の吸収効率もアップします。
  • 保存性も高く、常備におすすめ
    アーモンドは酸化しにくく、密閉容器で保存すれば長持ちします。小分けにして持ち歩けば、外出先でも手軽に栄養補給ができます。

 

 

オススメ食材 4

チーズ
ビタミンB2_オススメ4(チーズ)

パルメザン ・・・ 0.68mg

カマンベール ・・・ 0.48mg

プロセス ・・・ 0.38mg

(100g当たり)

ビタミンB2を効率よく摂りたい方におすすめの食材が「チーズ」。種類によって風味も栄養価も異なり、料理のアクセントにもぴったりです。

 

🍽️ 調理例と摂取量の目安
● カマンベールチーズ
スーパーで販売されているカマンベールチーズは商品によってサイズが異なりますが、一般的なものは約90g。これを6等分にして2切れ(約30g)食べた場合、含まれるビタミンB2は約0.144mg。
これは1日の推奨摂取量の約9〜12%に相当します。
そのまま食べても、焼いても、サラダに添えても美味しく、手軽に栄養補給できるのが魅力です。

● プロセスチーズ
市販のスライスチーズ1枚は約15g~18g。18gのスライスチーズに含まれるビタミンB2は約0.068mg。
これは1日の推奨摂取量の約4〜6%に相当します。
パンにのせて焼くだけで簡単に摂取できるので、朝食や軽食に取り入れやすいのがポイント。お子さんのお弁当にもぴったりです。

 

🧀 チーズの雑談コーナー

  • チーズは発酵食品のひとつ
    チーズは牛乳などの乳を発酵・熟成させて作られる食品で、納豆やヨーグルトと同じく“発酵食品仲間”。発酵によって栄養価が高まり、消化吸収も良くなるとされています。
  • 種類によって栄養も風味も違う
    パルメザンは硬質で濃厚な風味、カマンベールは白カビで熟成されたクリーミーな味わい、プロセスチーズは加熱処理されて保存性が高いなど、それぞれに個性があります。ビタミンB2の含有量もパルメザンが最も多く、料理に振りかけるだけでも栄養補給になります。
  • チーズはカルシウムの宝庫
    ビタミンB2だけでなく、カルシウムも豊富に含まれているのがチーズの魅力。骨の健康を意識したい方には、日々の食事に少量ずつ取り入れるのがおすすめです。
  • “うま味”のかたまり、パルメザン
    パルメザンチーズにはグルタミン酸という天然のうま味成分が豊富。粉チーズとしてパスタにかけるだけで、料理の味がグッと深まるのはこの成分のおかげです。

 

 

注意食材

レバー(豚・牛・鶏)
ビタミンB2_オススメ5(豚レバー・牛レバー)

豚レバー ・・・ 3.60mg

牛レバー ・・・ 3.00mg

鶏レバー ・・・ 1.80mg

(100g当たり)

レバーはビタミンB2を非常に多く含む食材ですが、同時にビタミンAや葉酸などの含有量も極めて高く、摂りすぎによる過剰症に注意が必要です。健康のために取り入れる際は、量をしっかり意識しましょう。

 

🍽️ 調理例と摂取量の目安

● レバニラ炒め【注意】

レバニラ炒めに使用される豚レバーの1人前は約60〜100gというレシピが多く見られます。

仮に80gの豚レバーを使用した場合、ビタミンB2は約2.88mg摂取でき、これは1日の推奨量の約180〜240%に相当します。
水溶性のビタミンB2は、余分に摂っても尿として排出されるため、過剰症の心配はほとんどありません。

しかし問題は脂溶性のビタミンA
豚レバー80gには約10,400μgのビタミンAが含まれており、これはビタミンAの1日摂取上限(2,700μg)の約4倍に相当します。
脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすく、過剰摂取による健康リスクがあるため、他の食材でビタミンAを摂っていなかった場合でも、豚レバーは1日あたり20g程度が限界と考えるべきです。
ましてや、乳製品・緑黄色野菜などからビタミンAを摂取している場合は、さらに控える必要があります。

 

🐓 レバーの雑談コーナー

  • 栄養価が高すぎる食材、それがレバー
    鶏レバー・豚レバーはビタミンAの含有量が非常に高く、牛レバーは葉酸の含有量が突出しています。どれも「栄養豊富=安心」ではなく、摂りすぎに注意すべき食材です。
  • 1日の摂取上限量の目安(ビタミンA・葉酸)
    知らずに食べ過ぎてしまうと、過剰症のリスクが高まります。以下は1日あたりの目安量です:
    ・鶏レバー:約19.2g
    ・豚レバー:約20.7g
    ・牛レバー:約90.0g
    ・あん肝:約32.5g
  • “少量で十分”がレバーの鉄則
    レバーは少量でも栄養価が非常に高いため、「ちょっとだけ」がちょうどいい。妊娠中・授乳中の方やサプリメントを併用している方は、特に注意が必要です。

 

 

 

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当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

 

オススメ食材_ビタミンB1

ビタミンB1が多く含まれる食材をご紹介いたします

 

1日の摂取目安量

ビタミンB1_一日の摂取推奨量
一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

 

ビタミンB1が豊富な食材

オススメ食材 1

豚肉
ビタミンB1_オススメ1(豚肉・ヒレ肉)

豚肉・ひれ肉(焼き) ・・・ 2.09mg

豚肉・もも肉(焼き) ・・・ 1.19mg

豚肉・ロース(焼き) ・・・ 0.90mg

(100g当たり)

豚肉は、ビタミンB1を豊富に含む代表的な食材です。特にヒレ肉は含有量が高く、効率よく摂取できますが、もも肉やロースも日常の食事に取り入れやすい部位です。

 

🍽️調理例と摂取量の目安

・豚ヒレ肉の焼き料理
「ヒレ肉の香草パン粉焼き」「マヨマスタード焼き」「照り焼き」など、ヒレ肉はさまざまなレシピで楽しめます。

1人前のヒレ肉は約120g前後。これに含まれるビタミンB1は約2.51mgで、1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約179~228%に相当します。

ビタミンB1は水溶性ビタミンのため、摂取量が多くても余分な分は尿として排出されます。サプリメントなどで極端に大量摂取しない限り、過剰症の心配はほとんどありません。

 

🐷 豚肉の雑談コーナー

  • ビタミンB1は、ニラ・玉ねぎ・長ネギなどに含まれる「アリシン」と一緒に摂ることで吸収率が高まります。豚肉とネギの炒め物や、ニラ入りの豚しゃぶなどは理にかなった組み合わせです。
  • 秋から冬にかけてが豚肉の旬とされ、特に10月~12月は脂の甘みが増して美味しくなる時期です。
  • 豚肉は疲労回復に役立つ食材としても知られており、運動後や忙しい日々の食事に取り入れるのもおすすめです。
  • 部位によって脂質や食感が異なるため、料理や目的に応じて使い分けると、より美味しく・効率的に栄養を摂取できます。

     

     

    オススメ食材 2

    うなぎ
    ビタミンB1_オススメ2(うなぎ)

    かば焼き ・・・ 0.75mg

    白焼き ・・・ 0.55mg

    (100g当たり)

    うなぎは、ビタミンB1を含む魚介類の中でも優秀な食材です。特にかば焼きは、白焼きよりもやや多くのビタミンB1を含んでいます。

     

    🍽️調理例と摂取量の目安

    ・うな重

    お店で提供される「うな重」に使われるウナギの量は、1人前あたり約80g~120gが一般的です。

    仮に100gのウナギを食べた場合、ビタミンB1は0.75mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.1mg~1.4mg)の約54~68%に相当します。

     

    🐟 うなぎの雑談コーナー

    • かば焼きと白焼きの違い
      かば焼きは、タレをつけて焼いた甘辛い味付けが特徴。白焼きは塩やわさび醤油などでいただく、素材の風味を活かしたあっさり系。どちらもビタミンB1は摂れますが、かば焼きの方がやや多めです。
    • うなぎの旬と食文化
      天然のうなぎの旬は冬(12月〜2月)ですが、養殖うなぎは通年安定した品質で流通しています。夏に食べる「土用の丑の日」は、江戸時代から続く習慣で、暑さに負けない体力づくりのために栄養価の高いうなぎを食べるという知恵から生まれました。
    • 疲労回復にもおすすめ
      うなぎにはビタミンB1のほか、DHA・EPA・ビタミンA・Eなども含まれており、疲労回復やスタミナ補給に役立つ食材として知られています。夏バテ対策にもぴったりです。

     

    オススメ食材 3

    落花生(ピーナッツ)
    ビタミンB1_オススメ3(落花生・ピーナッツ)

    大粒種 ・・・ 0.85mg

    (100g当たり)

    ピーナッツは、手軽に食べられる豆類の中でもビタミンB1を含む優秀な食材です。特に大粒種は、煎り豆やバターピーナッツなど、そのままの形で食べられることが多く、間食にもぴったりです。

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    ・殻から取り出したピーナッツ(約30粒)
    ピーナッツ1粒の重さは約0.9g。30粒(約27g)食べた場合、ビタミンB1は約0.23mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約16~21%に相当します。

    カロリーは約151.7kcalで、間食の適正カロリー(200kcal)以内に収まります。食べ過ぎに注意すれば、栄養補給にも役立つおやつになります。

    🥜 ピーナッツの雑談コーナー

      • ピーナッツには「大粒種」と「小粒種」があり、煎り豆やバターピーナッツなどそのまま食べるものは大粒種が主流。小粒種はピーナッツオイルや豆菓子の原料として使われることが多いです。
      • 薄い渋皮には「レスベラトロール」というポリフェノールの一種が含まれており、抗酸化作用や美容効果が期待されています。渋皮付きで食べると、より健康的です。
      • 落花生は「地中で実る豆」としてユニークな存在。花が咲いたあと、茎が地面に潜って実をつけるという珍しい成長スタイルを持っています。

     

    オススメ食材 4

    たらこ
    ビタミンB1_オススメ4(たらこ)

    焼きたらこ ・・・ 0.77mg

    生たらこ ・・・ 0.71mg

    からし明太子 ・・・ 0.34mg

    (100g当たり)

    たらこは、魚卵の中でもビタミンB1を含む食材として知られています。焼きたらこ・生たらこ・明太子など、調理法によって含有量に差がありますが、いずれも日常の食事に取り入れやすい食材です。

     

    🍽️調理例と摂取量の目安

    ・たらこパスタ

    お店によって異なりますが、1人前のたらこパスタに使われるたらこの量は約30~50g。
    仮に生たらこ40gが使用された場合、ビタミンB1は約0.28mg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約20~26%に相当します。

     

    ・おにぎりの具(たらこ)

    コンビニなどで販売されている「たらこおにぎり」には、約10gのたらこが使われています。
    この量で摂取できるビタミンB1は約0.08mg。1日の摂取推奨量の約6~7%に相当します。

     

    🐟 たらこの雑談コーナ

    • たらこは「スケトウダラ」の卵を塩漬けにしたもの。明太子は、たらこに唐辛子などの調味料を加えて熟成させた加工品です。辛さや風味の違いで好みが分かれるところですが、ビタミンB1に関しては、「生のたらこ」「焼きたらこ」の方に軍配が上がります。
    • 旬はスケトウダラの産卵期である11月〜1月頃。特に12月は卵が成熟し、粒が大きくなるため、たらこが最も美味しくなる時期とされています。
    • たらこは冷凍保存ができるため、常備食材としても便利。ご飯のお供だけでなく、パスタ・サラダ・卵焼きなど、アレンジの幅も広い万能食材です。
    • たらこは意外と高たんぱく・低脂質
      魚卵というと脂っこいイメージがありますが、たらこは100gあたり約24gのたんぱく質、脂質は約4g前後と、実は高たんぱく・低脂質な食材です。筋肉づくりやダイエット中のたんぱく源としても優秀ですが、プリン体の含有量は比較的多めなので、食べ過ぎには注意しましょう。

     

     

    オススメ食材 5

    玄米
    ビタミンB1_オススメ5(玄米)

    玄米 ・・・ 0.16mg

    精白米 ・・・ 0.02mg

    米ぬか ・・・ 3.12mg

    (100g当たり)

    玄米は、精白米に比べてビタミンB1を多く含む穀類の代表格です。精米によって失われる「ぬか層」や「胚芽」に栄養が集中しているため、玄米を選ぶことで自然にビタミンB1を補うことができます。

     

    🍽️調理例と摂取量の目安

    ・玄米ご飯(1膳 約150g)

    お茶碗1膳のご飯は約150g。炊く前の玄米に換算すると約70g。

    この1膳で摂取できるビタミンB1は約0.11mgで、1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約8~10%に相当します。

    ちなみに、同じ量の白米ご飯では約0.014mgしか摂取できず、玄米の約8分の1。上の表からもわかるように、ビタミンB1は精米時に取り除かれる「米ぬか」に多く含まれているのです。

     

    🌾 玄米の雑談コーナー

    • ビタミンB1は「ぬか層」に多く含まれる
      玄米の栄養は、外側のぬか層や胚芽に集中しています。精白米ではこの部分が削られてしまうため、ビタミンB1の含有量は大きく減少します。ご飯を炊く際も、研ぎすぎるとさらに栄養が流れてしまうため、軽く洗う程度にとどめるのがポイントです。
    • 米ぬかは栄養の宝庫
      米ぬかにはビタミンB1のほか、ビタミンE・食物繊維・ミネラルなども豊富に含まれています。ぬか漬けやぬか床など、日本の伝統的な発酵食品にも活用されてきました。最近では「ぬか茶」「ぬかふりかけ」などの健康食品も登場しています。
    • 玄米は再評価されている伝統食材
      かつては「白米=贅沢」「玄米=質素」とされていた時代もありましたが、現代では「完全栄養食」として注目され、健康志向の方々に支持されています。もち麦や雑穀とブレンドすることで、食べやすく・栄養価もアップします。

     

     

    オススメ食材 6

    すじこ
    ビタミンB1_オススメ6(すじこ)

    すじこ ・・・ 0.42mg

    いくら ・・・ 0.42mg

    (100g当たり)

    すじこ・いくらは、魚卵の中でもビタミンB1を含む食材として知られています。見た目や食感は異なりますが、栄養価はほぼ同じ。日常の食事に取り入れやすく、特に寿司や丼ものなどで人気の食材です。

     

    🍽️調理例と摂取量の目安

    ・いくらの軍艦寿司(2貫)

    軍艦1貫に使われるいくらの量は約10g。2貫で約20gとなり、ビタミンB1は約0.084mg摂取できます。これは1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約6~8%に相当します。

     

    🐟 すじこの雑談コーナ

    • すじこといくらの違い
      すじこは「卵巣膜に包まれたままの状態」、いくらは「卵を一粒ずつほぐした状態」です。すじこは塩漬けが多く、いくらは醤油漬けが主流。食感や味わいも異なり、好みが分かれるところです。
    • 旬の時期は秋から冬
      すじこ・いくらの原料となる鮭の産卵期は9月〜11月頃。特に10月は卵の粒が成熟し、味も濃くなるため、すじこ・いくらの旬とされています。新物が出回るこの時期は、鮮度も栄養価も高くおすすめです。
    • プリン体は控えめでも、カロリーは高め
      すじこ(いくら)のプリン体含有量は100gあたり15.7mgと控えめで、たらこ(120.7mg)や明太子(159.3mg)と比べるとかなり少なめです。痛風などが気になる方には安心とされていますが、注意したいのはカロリー。たらこが約131kcalなのに対し、いくらは約252kcalと約2倍。美味しくても、食べ過ぎには気をつけたいところです。
    • すじこ・いくらはご飯との相性抜群
      寿司・丼・おにぎりなど、和食との組み合わせが豊富。見た目の華やかさもあり、食卓を彩る食材としても人気です。冷凍保存も可能で、常備しておくと便利です。

     

    オススメ食材 7

    えだまめ
    ビタミンB1_オススメ7(えだまめ)

    生 ・・・ 0.31mg

    ゆで ・・・ 0.24mg

    (100g当たり)

    枝豆は、手軽に食べられる豆類の中でもビタミンB1を含む食材です。調理によって含有量に差はありますが、夏の定番として人気が高く、栄養価も優れています。

     

    🍽️調理例と摂取量の目安

    ・茹でた枝豆(1人前)

    枝豆1人前は約130〜150g。そのうち、食べられる豆の部分(可食部)は約50g。
    この量で摂取できるビタミンB1は約0.12mgで、1日の摂取推奨量(1.1~1.4mg)の約9~11%に相当します。

     

    🌱 枝豆の雑談コーナー

    • 生では食べられません
      日本食品標準成分表には「生」と「ゆで」の栄養値が記載されていますが、枝豆は生で食べてはいけません。サポニンやレクチンなどの有毒成分が含まれているため、必ず加熱してから食べるようにしましょう。
    • 枝豆と大豆は同じ植物
      枝豆は、大豆の未成熟な状態の豆。完熟すると「大豆」になります。つまり、枝豆は“若い大豆”ということ。見た目も味も違いますが、実は同じ植物なんです。
    • 栄養がぎっしり詰まった豆
      枝豆にはビタミンB1のほか、葉酸・鉄分・食物繊維・ビタミンC・カリウムなどが豊富。さらに、アスパラギン酸やメチオニンなどの必須アミノ酸も含まれており、夏の栄養補給にぴったりの食材です。
    • 冷凍枝豆も侮れない
      冷凍枝豆は栄養価がしっかり保たれており、手軽に使える便利食材。お弁当・おつまみ・サラダなど、幅広い料理に活用できます。

     

     

     

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    当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

    詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

     

    オススメ食材_ビタミンA

    ビタミンAが多く含まれる食材をご紹介いたします

     

    1日の摂取目安量

    ビタミンA_一日の摂取推奨量
    一日の摂取目安量は 男性6.0mg、女性5.5mg。(30~49歳の目安量です)

     

    ビタミンA 摂取上限量

    【注意】ビタミンA_一日の上限量
    一日の摂取上限量は 男性800mg、女性650mg。(30~49歳の目安量です)

     

    ビタミンAが豊富な食材

    オススメ食材 1

    うなぎ
    ビタミンA_オススメ1(うなぎ)

    うなぎ・かば焼き ・・・ 1500μg

    うなぎ・白焼き ・・・ 1500μg

    (100g当たり)

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    ・うな重

    お店で提供される「うな重」に使われるウナギの量は、1人前あたり約80g~120gが一般的です。

    仮に100gのウナギを食べた場合、ビタミンAは1,500μg摂取でき、これは1日の摂取推奨量(700~900μg)の約167~214%に相当します。つまり、ウナギ1食で1日の必要量をしっかり満たすことができます。

    なお、ビタミンAの1日あたりの摂取上限は2,700μgとされていますので、100gのウナギを食べても上限を超える心配はありません。

    🍴 ウナギの雑談コーナー

    • ウナギはそのほかにも、ビタミンB群やミネラル、DHA・EPAなどの栄養素も含まれており、栄養価の高い食材です。
    • ウナギは「夏バテ防止の定番食材」としても知られており、特に暑さで体力が落ちやすい時期には重宝されます。
    • 「土用の丑の日」にウナギを食べる習慣は、江戸時代から続く日本の食文化のひとつ。季節の変わり目に栄養価の高いウナギを食べることで、体調を整えるという知恵が受け継がれています。

     

     

    オススメ食材 2

    ほうれん草
    ビタミンA_オススメ2(にんじん)

    油炒め ・・・ 1000μg

    ゆで ・・・ 730μg

    生 ・・・ 690μg

    (100g当たり)

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    ・キャロットラペ
    (にんじんの千切りをドレッシングで和える、フランスの家庭料理)

    1人前で使用されるにんじんは約100g。生のにんじん100gに含まれるビタミンAは690μgで、これは1日の摂取推奨量(700~900μg)の約77~99%に相当します。

    ・野菜炒め
    野菜炒めでは、にんじんが主役ではないため使用量は少なめですが、油で調理することでビタミンAの吸収率が高まります。

    一般的に、1人前に使われるにんじんの量は10g~30g程度。仮に20gの油炒めにんじんを食べた場合、ビタミンAは約200μg摂取でき、これは1日の摂取推奨量の約22~29%に相当します。

     

    🥕 にんじんの雑談コーナー

    • にんじんに含まれる脂溶性ビタミンA(β-カロテン)は、油と一緒に調理することで吸収率が高まります。油炒めは効率的な摂取方法のひとつです。
    • 旬は10月から12月。秋から冬にかけては甘みが増し、栄養価も高まる時期です。
    • β-カロテンは、緑黄色野菜に多く含まれるカロテノイドの一種で、体内でビタミンAに変換されます。抗酸化作用や免疫力の維持にも役立つ成分です。
    • 彩りが良く、炒め物・煮物・サラダなど、さまざまな料理に使いやすいのも魅力です。

     

    オススメ食材 3

    ほうれん草
    ビタミンA_オススメ3(ほうれん草)

    油炒め ・・・ 630μg

    ゆで ・・・ 450μg

    生 ・・・ 350μg

    (100g当たり)

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    ・ほうれん草のお浸し
    お浸し1人前に使用されるほうれん草は約100g。茹でたほうれん草100gに含まれるビタミンAは450μgで、これは1日の摂取推奨量(700~900μg)の約50~64%に相当します。

    ・ほうれん草と卵の炒め物
    炒め物に使われるほうれん草の量も約100g。油で調理することで、ビタミンAの吸収率が高まります。

    100gの油炒めほうれん草を食べると、ビタミンAは約630μg摂取でき、これは1日の摂取推奨量の約70~90%に相当します。

     

    🌿 ほうれん草の雑談コーナー

    • ほうれん草にはシュウ酸が含まれており、尿路結石の原因になることがあります。シュウ酸は水溶性のため、茹でることで減らすことができます。油で調理する場合も、一度茹でてから炒めるのがおすすめです。
    • 生でほうれん草を食べたい場合は、低シュウ酸タイプの「サラダほうれん草」を選ぶと安心です。
    • 栄養価が高く、β-カロテン、ビタミンC、鉄分、葉酸などを豊富に含んでいます。
    • 旬は冬。特に12月から2月にかけては甘みが増し、美味しくいただけます。
    • ヨーロッパでは「胃腸のほうき」と呼ばれるほど、便秘解消に効果があるとも言われています。

     

     

    オススメ食材 4

    あんきも
    ビタミンA_オススメ4(あんきも)

    あんきも ・・・ 8300μg

    (100g当たり)

    あんきもには、100gあたり8,300μgものビタミンAが含まれており、非常に高濃度です。これは、ビタミンAの1日あたりの摂取上限量(2,700μg)を大きく超える量です。

    そのため、あんきもを食べる際は、摂取量に十分注意が必要です。少量でもビタミンAをしっかり補える食材ですが、食べ過ぎは避けましょう。

     

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    ・あん肝の軍艦寿司
    軍艦寿司2貫に使われるあん肝の量は約10~12g。少ないと感じるかもしれませんが、これだけで1日の摂取推奨量(700~900μg)の約101~130%に相当します。

    ・蒸しあん肝(ポン酢添え)
    定番の食べ方である蒸しあん肝は、レシピによって1人前50~70g程度が一般的です。

    しかし、50g食べるとビタミンAは約4,150μgとなり、1日の摂取上限(2,700μg)を大きく超えてしまいます。

    あん肝約32gで、ビタミンAの1日上限量ギリギリ。1人前を2人で分けるくらいがちょうど良い量です。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

     

    🐡 あんきもの雑談コーナー

    • あんきもは「あんこうの肝」で、冬の味覚として知られる高級珍味です。濃厚な旨みとクリーミーな食感が特徴で、「海のフォアグラ」とも呼ばれることがあります。
    • ポン酢やもみじおろしと合わせて食べるのが定番。酒の肴としても人気があります。
    • あんこうは深海魚で、肝は栄養価が高い反面、脂溶性ビタミンが非常に濃縮されているため、少量を味わうのが基本です。  くれぐれも食べ過ぎには注意してください!

     

     

    オススメ食材 5

    レバー
    ビタミンA_オススメ5(レバー)

    鶏レバー ・・・ 14000μg

    豚レバー ・・・ 13000μg

    牛レバー ・・・ 1100μg

    (100g当たり)

    鶏レバー・豚レバーは、あん肝以上にビタミンAを豊富に含んでおり、非常に高濃度です。レバーを食べる際は、摂取量に十分注意が必要です。少量でもビタミンAをしっかり補える食材ですが、食べ過ぎは避けましょう。

     

    🍽️ 調理例と摂取量の目安

    鶏レバー串(焼き鳥)
    焼き鳥の鶏レバー1串には、約30~40gのレバーが使われています。

    仮に30g食べた場合、ビタミンAは約4,200μgとなり、1日の摂取上限(2,700μg)を大きく超えてしまいます。

    1本を串から外して、2人で分けて食べるくらいがちょうど良い量です。くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。

     

    🐡 レバーの雑談コーナー

    • 牛レバーは100gあたり1,100μgと、鶏・豚レバーに比べるとビタミンAの量は約10分の1ですが、葉酸の含有量が非常に多く、牛レバー90gで1日の摂取上限に達します。牛レバーも摂り過ぎには注意が必要です。
    • レバーは動物の「肝臓」。エネルギーや栄養素の貯蔵庫であるため、栄養が“詰まりすぎている”ほど豊富です。 栄養価が高いからこそ、少量を味わっていただくのが基本。健康のためにも、くれぐれも食べ過ぎないようにしましょう!

     

     

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    当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。

    詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。

     

    交通事故の発生状況

    交通事故の発生状況
    優先道路を直進していた際に、左横から追突された交通事故の図
    — 事故の状況 —

    事故の場所:

    八王子市内 交差点

     

    交通事故の状況:

    T字路の交差点、優先道路を直進中に左側より自動車が追突。

    ぶつけてしまった車の運転手さんが、わき見運転をしてしまい、一時停止の標識に気付かず、直進をしてしまったことにより発生した交通事故。 迅速な救急車の手配や警察への連絡、被害者様に対しての謝罪など、的確かつ非常に紳士的な対応だったそうです。

     

    救急車で病院に搬送

    病院(救急)
    — 救急車で病院に搬送 —

    救急の外来。 レントゲン撮影。(骨には異常なし。 但し、ムチウチにより頚肩部および背部の筋緊張が非常に強いので、あまり時間を空けないで病院を受診し、整形外科で検査・治療を受けるように言われたとの事)

    診断名:頚椎捻挫

     

    病院での治療開始

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —

    レントゲン撮影。(骨には異常なし)


    整形外科での診断名:

    ・頚椎捻挫

    ・背部挫傷


    治療:

    ・薬物療法(湿布剤・鎮痛薬)

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —
    (整形外科と併行して通院)
    症状:

    【頚部痛】【右肩部痛】
    ・首の痛み(雨の日に痛みが増える傾向)

    【背部痛】【腰痛】
    ・背中の下部から右腰部、右殿部に強い痛み。


    施術法:

    ・手技療法
    ・超音波療法
    ・電療(干渉波治療器)
    ・冷罨法
    ・温罨法

    などを身体に合わせて実施

     

    治療(施術)終了

    交通事故施術 終了
    — 施術終了 —

    痛みの数値化
    初検当初の痛みを【10】、痛みや違和感のない状態を【0】とした場合

    頚部痛【1】
    右肩部痛【0】
    背部痛【0】
    腰痛【0】

    初検当初にあった肩部、背部、腰部にあった疼痛は軽快。 頚部の疼痛は軽快したが、下を向く姿勢が長時間続いた後などには頚部に重怠さをわずかだが感じる。 日常生活には支障のない程度の違和感になったので、患者様と相談の上、施術を終了とした。

     

    みどり堂整骨院からの一言

    みどり堂整骨院 院長のコメント
    もともと当院に通ってらっしゃった方が、交通事故に遭ってしまいました。

    負傷部の痛みが受傷当初はかなり強くがありましたが、仕事の合間をぬって時間をつくり通院していただけた事。ご自宅でも指導させていただいたストレッチを、まじめに実施していただけた事。色々な努力をしていただけた事で、比較的早く痛みが軽減しました。

    ごく僅かに首に違和感が残っておりましたが、交通事故による施術終了の申し出がありましたので、終了といたしましたが、ご自宅で実施して頂いておりましたストレッチは、痛みを感じない日にもしばらく続けていただくようにお話をさせていただきました。

    今後は、日常生活や仕事などで気になっている「肩こり」や「腰痛」などで今後も通院予定との事。 引き続きおからだのケアのお手伝いをさせていただきます。


    交通事故による苦痛やストレス

    身体的な苦痛:
    交通事故に遭った場合、軽傷から重傷まで様々なケガを負う可能性があります。骨折や打撲、捻挫、挫傷などの怪我による痛みや苦痛が発生します。交通事故は日常生活で起こる怪我と比べて、とても大きな負荷がかかることが多く、痛みが軽減するまでに長い時間を要したり、痛みにより日常生活動作に支障をきたす事も少なくありません。

    精神的な苦痛:
    交通事故は急激な出来事であり、事故の瞬間やその後のトラウマは精神的な苦痛を引き起こすことがあります。車に乗ることへの恐怖感や不安、うつ症状、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを引き起こす可能性もあります。

    手続きのわずらわしさ:
    事故後には「保険会社とのやり取り」や「警察の現場検証」などが必要となります。書類の提出や示談交渉などの手続きは複雑で、時間とエネルギーを必要とします。 ただでさえ面倒な手続きを、からだに痛みを感じながら対処すること自体にストレスを感じる方が非常に多いです。

    痛みを理解してもらえない苦痛:
    見てわかる様な外傷がない場合、家族や職場の人に「いつまで会社を休むの?」「もう治っているんじゃないか?」「大袈裟じゃない?」などと言われてしまうことも・・・。 周囲の人々が痛みや苦痛を理解してくれないという事も大きなストレスになります。

    ここに挙げたのほほんの一例です。 交通事故は被害者・加害者共に、解決までに多くの労力を必要とし、双方共に受けるストレスは甚大です。 まずは事故が起こらないように、安全運転を心がけましょう。

     

    万一、事故に遭ってしまったら・・・

    みどり堂整骨院では、交通事故の無料相談も受け付けております。
    お役に立てることが多いと思いますので、お気軽にお申し込みください。

     


     

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    交通事故の対応方法交通事故無料相談交通事故 よくある質問

    交通事故の発生状況

    事故の状況
    十字路で赤信号停車中に、後ろから追突された交通事故のイラスト
    — 事故の状況 —


    事故の場所:
    八王子市内(西八王子駅近くの交差点)

    交通事故の状況:
    赤信号で停車中、後方から大型の乗用車にノーブレーキで追突されてしまった交通事故。

    ・追突した車の運転手の「わき見運転」が原因で発生した交通事故との事

     

    病院での治療開始

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —
    レントゲン撮影。(骨には異常なし)


    整形外科での診断名:

    ・頚椎捻挫(むち打ち症)
    ・右肩関節捻挫捻挫
    ・左上腕部挫傷


    治療:

    ・理学療法(頚部の牽引・電療・温罨法など)
    ・薬物療法(湿布薬)

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —
    (整形外科と併行して通院)


    症状:

    【頚部痛】
    ・首の痛みかなり強い。(上を向くと首の痛み増悪する)

    【肩痛】
    ・右肩、肩甲骨周辺に痛みと重だるさ

    【左上腕部痛】
    ・左肩から左肘周辺まで、痛みと重だるさ


    施術法:

    ・手技療法
    ・超音波療法
    ・電療(干渉波治療器)
    ・電療(スーパーテクトロン)
    ・微弱電流療法(ソーマダイン)
    ・リンパの調整
    ・スラッキング療法
    ・骨格調整:頸椎(アクティベーターメソッド)

    などを身体に合わせて実施

     

    治療(施術)終了

    施術終了
    — 施術終了 —

    痛みの数値化
    初検当初の痛みを【10】、痛みや違和感のない状態を【0】とした場合

    頚部痛【0】
    右肩部痛【0】
    左上腕部痛【0】

    初検当初にあった頚肩部、上腕部にあった疼痛や重だるさなどの自覚症状は軽快。 負傷部やその周辺部にあった筋緊張も安定。 施術を終了とした。


    指導:

    ・施術終了後もご指導させていただいたストレッチは継続していただく
    ・しばらくの間、体に負担のかかるような動作や姿勢を極力避ける

     

    みどり堂整骨院からの一言

    院長のコメント
    今回の交通事故は、赤信号で停車中に後方から車に追突される形で発生した交通事故ですが、いくつかの悪い条件が重なってしまい、からだへのダメージがとても大きくなってしまったことが特徴です。

    1.追突した車がブレーキをかけていなかったこと
    追突してしまった車の運転手さんが「わき見運転」をしてしまい、ブレーキをかけていない状態で追突。 スピードが減速していないので、衝突時の衝撃は大きくなります。 そして、衝突してからアクセルから足を放し、ブレーキを踏むことになるので、衝突後も少しの間、力が加わることになります。

    2.停車していた車両の大きさよりも、追突した車の方が大きかったこと
    大きさ(重さ)の違う自動車がぶつかった場合、小さい(重量の軽い)車両の方がダメージが大きくなります。今回の事故でも、停車していた車(患者様の乗っていた車)よりも、追突した車の方がかなり重量が大きかったため、受けたダメージも大きくなったことが予想されます。

    今回の事故による、おからだのダメージは相当大きかったのではないかと思います。 施術を開始した当初は、症状の改善がかなり乏しく、施術後にだるさが出てしまうなど、あまりよろしくない反応も見受けられました。

    「だるさなどが出ないような施術」「からだが良い反応を示す施術」を探りながら、慎重に施術を行っていきました。 また、患者様にも「病院(整形外科)への積極的な通院の実施」「整骨院(当院)での積極的な施術の実施」「日常生活で痛みの傾向などを細かく観察」「ご自宅でも軽めにストレッチを実施」など、ご協力いただきながら、少しづつ回復に導くことができました。

    最終的には痛みなどを残すことなく施術を終了することができたのですが、患者様が交通事故治療にしっかりと取り組んでいただけた事が、とても大きかったと考えております。

    施術終了後も、からだへの大きな負担を加えないように注意して頂く事と、ストレッチは継続していただくことをお話をさせていただき終了となりました。

    お仕事がかなりお忙しいとの事ですが、無理をし過ぎないようにご注意くださいね。

     


     

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    交通事故の発生状況

    事故の状況
    横断歩道を自転車で横断中に、横から車に接触した交通事故状況のイラスト
    — 事故の状況 —


    事故の場所:
    八王子市内 一般道路(交差点)

    交通事故の状況:
    自転車で信号のない横断歩道を走行中、自転車の後輪部分に左側から自動車が衝突。 自転車の後輪が勢いよく右側に押されたため、バランスを崩し自転車ごと左側に転倒した。

    ・自動車の運転手は前方不注意で一時停止するのを忘れてしまったらしい

     

     

    休日の救急診療

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —

    レントゲン撮影。(骨には異常なし)


    整形外科での診断名:
    ・左手掌手掌第3・4・5指擦過傷
    ・左腰部打撲
    ・右下腿部捻挫

    休日の救急で行った病院なので、家からは距離が遠いため、通院しやすい病院へ転院

     

    転院後の整形外科

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —

    レントゲン撮影。(骨には異常なし)


    整形外科での診断名:
    ・頸椎捻挫
    ・右手背部打撲
    ・左肩部打撲
    ・腰椎捻挫


    治療:
    薬物療法
    頚椎カラー(頚部の固定具)処方
    物理療法(電気治療・マイクロ波治療・牽引療法)

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —
    (整形外科と併行して通院)


    【頚部痛】
    ・事故後より、頚の痛みがかなり強く、夜も眠れない
    ・天候に左右され、雨の前には頚部痛は増悪傾向。

    【肩痛】
    ・左肩、肩甲骨周辺に痛みがあり、左腕をあげることができない

    【手の痺れ】
    ・右手の甲側、中央から小指側に痺れが出る(一日に数回の頻度)

    【腰痛】
    ・立っていることが多かった日の夕方に腰痛が増悪する傾向。

    【その他】
    ・当院に来院時、交通事故による痛みなどの症状は受傷時と比べて増悪傾向。夜も十分な睡眠がとれないことも重なり「このまま痛みが無くならないのではないか?」など、からだの痛みだけでなく、強い不安感を訴えていた。

    ・頚部、腰部などは外傷はなく、見た目的には異常がない為、職場の人に「本当はもう痛くないんじゃないの?」などを言われるなど、痛みや辛さを全く理解してもらえず、精神的なつらさを訴えていた。


    施術法:
    ・手技療法
    ・超音波療法
    ・電療(干渉波治療器)
    ・電療(スーパーテクトロン)
    ・微弱電流治療(ソーマダイン)
    ・骨格調整:頚椎(アクティベーターメゾッド)
    ・骨格調整:骨盤(アクティベーターメゾッド・ブロックテクニック)
    ・リンパの調整
    ・包帯固定
    ・温罨法(トルマリンホットパック)
    などを身体に合わせて実施

     

    治療(施術)終了

    施術終了
    — 施術終了 —

    痛みの数値化
    初検当初の痛みを【10】、痛みや違和感のない状態を【0】とした場合

    頚部痛【0】
    左肩の痛み、腕が上がらない【0】
    手の痺れ【0】
    腰痛【0】

    交通事故による痛みや、腕の挙上不能、手指の痺れなど、自覚症状は完全に回復。

    施術を終了した。


    指導:

    筋緊張の強い「頚肩部」「腰部」にからだの状態に合わせたスタティックストレッチを指導

     

    みどり堂整骨院からの一言

    院長のコメント
    事故に伴う身体の不調はもちろんですが・・・

    ・なかなか痛みが軽減しないことや疼痛増悪に不安を感じる
    ・痛みなどで睡眠がとれないなど、吸息をしたいのに上手くできない
    ・職場や家族に痛みを理解してもらえない精神的な苦痛
    ・日常、当たり前のように行っていた動作や仕事が思うようにできない苦痛
    ・全身の倦怠感、頭痛やめまい等の症状があるのに、病院で検査をしても異常はないと言われる

    などは、交通事故後の患者様によくあるお悩みで、私たちも相談されることがとても多いです。

     

    今回のケースでも、
    当院に来院するまでの間、非常に強い痛みや痺れ、不快感。 そして、事故後に症状の増悪。 睡眠がうまくとれない事もあり、十分な休息ができない事。

    強い不安を感じたでしょうし、精神的な苦痛はかなり大きかったのではないかと思います。

    患者様が整形外科や当院(整骨院)の施術に積極的に取り組んでいただけたこと。
    会社の上司に根気よく説明をし、最終的にはしっかりとお休みをさせていただける協力を得られたこと。

    お身体を治りやすい条件を整えていただけた事が、最終的に完全に痛みのない状態で完治を迎えられたことにつながったのだと思います。

    交通事故での自覚症状は軽快しましたが、しばらくの間はあまり体に大きな負担をかけないようにしていただき、ご指導させていただきましたストレッチは続けていただくようお話をさせていただきました。

    今後も、定期的に体のメンテナンスにご通院されるとの事でしたので、お手伝いをさせていただきますね。

     


     

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    交通事故の発生状況

    事故の状況
    車を運転中に、右折車に横から追突された交通事故のイラスト
    — 事故の状況 —


    事故の場所:
    八王子市内。 交差点(T字路)

    交通事故の状況:
    優先道路を直進中、脇道から右折しようと出てきた車に右横から追突されてしまった。

     

     

    病院での治療開始

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —
    レントゲン撮影。(骨には異常なし)


    整形外科での診断名:
    ・頸椎捻挫
    ・胸椎捻挫
    ・腰椎捻挫


    治療:
    薬物療法

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —
    (整形外科と併行して通院)


    症状:

    【頚部痛】【肩痛】
    ・首肩の痛み(頭痛を伴っている)(ひじの周囲にしびれを伴っている)

    【背部痛】
    ・背中の痛み。上を向こうとすると首から背中に痛みが出る。

    【腰痛】
    ・腰部の痛み。 血行が悪くなっているのか腰が冷える。

    【右大腿部のしびれ】
    ・右大腿部の外側にしびれ


    施術法:
    ・手技療法
    ・電療(干渉波治療器)
    ・微弱電流療法(ソーマダイン)
    ・骨盤調整(ブロックテクニック・アクティベーターメソッド)
    ・骨格調整:頚椎(アクティベーターメソッド)
    ・温罨法(トルマリンホットパック)
    ・ストレッチ指導
    などを身体に合わせて実施

     

     

    治療(施術)終了

    施術終了
    — 施術終了 —

    初検当初の痛みや違和感を【10】、痛みや違和感が全く感じない状態を【0】とした場合

    【頚部痛】1
    痛みなどは感じないが、頭痛が出そうな違和感はわずかに残る

    【肩痛】1
    わずかに違和感を残すが、日常生活では気にならない程度

    【背部痛】0
    受傷当初にあった「上を向いた時の背部痛」なども軽快

    【腰痛】0
    受傷当初にあった「腰痛」「腰の冷え」ともに軽快

    【右大腿部のしびれ】0
    腰部の痛みが軽減するとともに、大腿部の痺れも軽快


    指導:

    ・起床直後などに現れるからだの重怠さや血行不良改善のために、からだに合わせた「ダイナミックストレッチ」を指導

    ・事故後に出現したからだの痛みや不調を改善するために、筋肉の緊張部位に合わせた「スタティックストレッチ」を指導。

     

    みどり堂整骨院からの一言

    院長のコメント
    当院を昔からよくご利用いただいている患者様が、交通事故に遭われて通院を開始しました。

    以前からお体の状態を見させていただいておりましたので、おからだの特徴などは把握しておりましたし、交通事故の前からあった「ストレートネック」などが事故後にどのようになってしまったのかなどを確認しながら施術を進められたのは、とても有利だったと思います。

    今回の交通事故は、車は大きくへこんでしまうような衝突で、強い衝撃がお体に加わったことが予想されましたが、ぶつかった場所が車の側方で、運転席の真横ではなく後方にぶつかったことが運良く、お体へのダメージはそれほど強くなく済んだようです。

    それでも受傷当初は、痛みや痺れのほかに頭痛や倦怠感なども訴えておられましたが、比較的早い段階で症状が軽減してくれたので、安心いたしました。

    交通事故の施術終了後は、事故後のからだのケアーも含めてお体のお手入れのお手伝いをさせていただきます。

     


     

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    交通事故の発生状況

    事故の状況
    歩道を歩行中に、トラックと接触してしまった際に発生した事故の図
    — 事故の状況 —


    事故の場所:
    八王子市内の一般道(国道)の歩道

    交通事故の状況:
    歩道を歩行中、前方から走行していたトラックが歩道に乗り上げてきて、からだの正面にトラックが衝突。 後方に飛ばされて、右半身を地面に強打した。

     

    救急車で病院に搬送

    病院(救急)
    — 救急車で病院に搬送 —
    3日間入院
    レントゲン撮影(骨には異常なし)
    頭部CT(異常なし)
    MRI検査。(異常なし)後日、改めて整形外科を受診

     

    病院での治療開始

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —

    レントゲン撮影(骨には異常なし)
    MRI検査(異常なし)


    — 病院(整形外科) 通院 —

    整形外科での診断名:
    ・頸椎捻挫
    ・右上腕部打撲
    ・左肩関節捻挫
    ・右前腕部挫傷
    ・腰椎捻挫
    ・左下腿部挫傷


    治療:
    薬物療法(鎮痛剤)

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —

    (整形外科と併行して通院)


    症状:
    ・首の痛み
    ・右上腕部、右前腕部の痛み
    ・左肩から左上腕にかけての痛み
    ・腰の痛み
    ・左脚の痛み


    施術法:
    ・手技療法
    ・超音波療法
    ・干渉波治療器(電療)
    ・骨格調整:頚椎(アクティベーターメゾット)
    ・骨格調整:骨盤(アクティベーターメソッド・ブロックテクニック)
    ・温罨法(ホットパック)
    ・ストレッチ指導(首・肩・腰)
    などを身体に合わせて実施

     

     

    治療(施術)終了

    施術終了
    — 施術終了 —

    体に大きな負担となるような、重量物の運搬や長距離の歩行後などに軽度の痛みと違和感が出るが、初検当初に訴えていた「右腕の痛み」「左肩から上腕の痛み」「首の痛み」「腰の痛み」「左足の痛み」はいずれも日常生活の程度の負荷をかけても、痛みが出ないところまで回復した。

    施術を終了。


    指導:

    頚肩部のストレッチ、腰部のストレッチは施術終了後も継続して頂くよう指導

     

    みどり堂整骨院からの一言

    院長のコメント
    歩行者(生身の人間)にトラックがぶつかってしまう交通事故で、体にはかなりの衝撃を受けてダメージもかなり大きく、短期間ではありましたが病院に入院をしなくてはいけないほどの状態。

    施術もかなり長期化してしまうことも予想しておりましたが、様々な条件が功を奏し、私たちの予想よりをかなり上回るスピードで回復されました。

    1.お怪我をされた患者様は日ごろから日常的に運動を行っており、筋肉量も多く血行もよかったこと。

    2.病院(整形外科)や整骨院(当院)への通院を積極的行っていただけたこと。

    3.体の状態に合わせてご指導させていただいた「ストレッチ」をご自宅で継続的に実施して頂けたこと。

    上記の事などが、早期回復につながったのではないかと考えております。

    ただ、受傷時にかない大きな負荷がからだに加わり、大きなダメージを受けております。 施術終了後もしばらくの間は、おからだにはあまり大きな負荷をかけないようにしていただき、ストレッチなども継続していただきたいと思います。

    交通事故の施術終了後も、からだのお手入れをするために定期的に通院をされるとの事でした。 交通事故後の筋肉の緊張や、関節の動きなどもチェックしながら、からだのケアをお手伝いさせていただきます。

     


     

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    交通事故の発生状況

    事故の状況
    T字路で赤信号停車中、後方から軽トラックに追突された交通事故の図
    — 事故の状況 —


    事故の場所:
    八王子市内。 交差点(T字路)

    交通事故の状況:
    自家用車を運転中に発生した交通事故。 赤信号で停車をしていた際に、後方からトラックが追突してきた

     

    病院での治療開始

    病院(整形外科)
    — 病院(整形外科) 通院 —

    レントゲン撮影。(骨には異常なし)
    MRI検査。(異常なし)


    整形外科での診断名:
    ・頚肩腕症候群
    ・両下腿腓腹筋膜炎
    ・腰椎捻挫
    ・右足打撲


    治療:
    薬物療法

     

    交通事故 無料相談

    無料相談
    — みどり堂整骨院 交通事故相談 実施 —

    ・自賠責保険について
    ・病院(整形外科)と整骨院の併行通院について
    ・通院の頻度について
    ・人身事故と物損事故について
    ・休業損害(主婦休損について)
    ・その他

     

    整骨院での施術開始

    八王子・みどり堂整骨院
    — みどり堂整骨院 通院開始 —

     ※病院(整形外科)と併行して通院


    症状:

    【頚部痛】【左肩痛】
    ・首肩の痛み(痛くて眠れない)

    【腰痛】
    ・腰部から左臀部にかけての痛み

    【左下腿部痛】
    ・ふくらはぎの痛み(特に立っている時)

    【その他】
    ・天気によって痛みが左右され、特に雨が降る少し前に痛み、倦怠感が強くなる


    施術法:

    ・手技療法
    ・電療(干渉波治療器・スーパーテクトロン)
    ・微弱電流療法(ソーマダイン)
    ・リンパの調整
    ・アクティベーターメソッドによる骨格調整(頸椎・後頭骨)
    ・骨盤調整(ブロックテクニック)
    ・ホットパック(温罨法)

    など身体に合わせて実施

     

    治療(施術)終了

    施術終了
    — 施術終了 —

    痛みの数値化
    初検当初の痛みを【10】、痛みや違和感のない状態を【0】とした場合

    ・頚部痛【
    ・肩部痛【
    ・腰痛・左臀部痛【
    ・左下腿部痛【0】

    頚肩部、腰部に痛みを少し残存した状態で終了。

     

    指導:

    ・筋肉の緊張が残っている部分のストレッチ法を指導
    ・からだの代謝を促進させるために、日常生活の中で行っていただく運動を指導

     

    みどり堂整骨院からの一言

    院長のコメント
    お仕事が自営業で、なかなかお仕事が思うようにお休みすることができず、からだを休息させることができないという状態でした。

    ・整形外科での治療、整骨院(当院)での施術をまじめに通院していただいた事。
    ・やり方をお話しさせていただいたストレッチを、ご自宅で実施していただけた事。

    など、ご自身で随分と頑張っていただけたようで、お仕事で体に無理が掛かってしまう環境の中で、疼痛や違和感をかなり減らすことができました。

    自賠責保険での施術が終了した後も、残った症状を完全に取りきるために、当院での施術を続けていくとのことでした。 スタッフ一同チカラを合わせて、お手伝いをさせていただきますね。 大変だとは思いますが「ストレッチ」「体操」なども頑張って継続してくださいね

     


     

     

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    〒193-0931
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    JR中央線 西八王子駅(南口)
    徒歩約8分

    icon駐車場

    駐車場有 4台

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