ビタミンB12 オススメ食材

| ビタミンB12が多く含まれる食材をご紹介いたします |
1日の摂取推奨量
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| 一日の摂取推奨量は 男性2.4μg、女性2.4μg。(30~49歳の推奨量です) 単位に使われている「μg」は、マイクログラムと読みます。 |
ビタミンB12が豊富な食材
オススメ食材 1
| しじみ |
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しじみ・水煮 ・・・ 81.6μg (100g当たり)
シジミのお味噌汁(しじみ・水煮:約12.5g) しじみのお味噌汁1人分に使われているしじみの重さは(食べることのできない貝殻も含めて)約20g~60g。 20gのしじみ入り味噌汁を食べた場合、20gのしじみの食べられる部分(可食部)は5.0g。 しじみ5.0gに含まれるビタミンB12は4.08μg。 (1日の摂取推奨量の170%程度)
食べられない部分(貝殻)の重さは75%。 食べられる部分は25%。 しじみ(貝殻の重さも含めて)1個0.8g~1.5g。 小さめのしじみ(1個0.8g)を15個。 貝殻を取り除き食べられる部分は15個合計で3g。 1円玉3枚分の重さしかありませんが、3gのしじみだけで、ビタミンB12が約2.45μg。 15個のしじみだけで、1日分のビタミンB12推奨量を達成できてしまいます。 |
オススメ食材 2
| すじこ |
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すじこ ・・・ 53.9μg いくら ・・・ 47.3μg (100g当たり)
イクラの寿司(いくら:約20g) イクラのお寿司1個に使われているイクラの量は約10g。 2個(20g)食べた場合のビタミンB12含有量は9.46μg (1日の摂取推奨量の394%程度)
イクラ丼(いくら:約80g) イクラ丼に使用されているイクラの量は80g~100g。 イクラ80gのイクラ丼を食べた場合、ビタミンB12は37.84μg。 (1日の摂取推奨量の1576%程度)
一般的には、鮭や鱒の卵で、卵巣膜に包まれてつながっているものを「すじこ(筋子)」、すじこから卵巣膜を外して卵を一つ一つにバラしたものを「いくら」と呼びます。 いくら(すじこ)はビタミンB12を多く含有しているだけでなく「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンB1」なども、豊富に含まれておりとても優秀な食材。
【 カロリーは高め 】 いくら(272kcal/100g) タラコ(140kcal/100g) 数の子(89kcal/100g ) ほかの魚卵と比べると「いくら(すじこ)」は高カロリー。 たらこの約2倍、数の子の約3倍のカロリーがあります。 食べ過ぎには注意しましょう。 |
オススメ食材 3
| あさり |
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あさり(水煮・缶詰) ・・・ 63.8μg あさり(生)・・・52.4μg あさり(味付け・缶詰) ・・・ 36.1μg あさり(つくだ煮)・・・14.5μg (100g当たり)
アサリの酒蒸し(あさり・生:約20g) アサリの酒蒸し使われる一人分のアサリの量は殻付きで約100~150g。 100gのアサリから貝殻を取り除いた「食べられる部分」は40g。 40gのアサリに含まれるビタミンB12は約20.96μg(1日の摂取推奨量の873%程度)
クラムチャウダー(あさり・水煮缶:約20g) クラムチャウダー1人前150~200g。 150gのクラムチャウダーに使われているアサリの量は約20g。 アサリ20gに含まれているビタミンB12は12.76μg。 (1日の摂取推奨量の531%程度)
食品の食べられる部分を「可食部」、食べることのできない部分を「廃棄部」と呼びます。 アサリの重さの60%は食べることができない「貝殻(廃棄部)」の重さ。 買ってきたアサリの60%は食べられない部分の重さというのは、少し損をしたような気にもなりますが、ビタミンB12の含有量はとても多いので、上手に取り入れたい食材のうちの一つなのです。
【アサリ一個の重さ】 大きめのアサリ・・・約12g(可食部4.8g・廃棄部7.2g)
12gのアサリから貝殻を取り除き、可食部4.8gに含まれるビタミンB12の量は25.1μg。(1日の摂取推奨量の104%程度) 大きなアサリであれば、たった1個で1日分の摂取推奨量を達成できてしまいます。 一般的な大きさ(6g)のアサリであれば2個。 小さめ(3g)のアサリであれば4個程度で推奨量に達します。 ビタミンB12は水溶性で、多く摂り過ぎてしまったものは体外に排泄されますので、通常の食事であれば摂り過ぎ(過剰症)を心配する必要はありません。 |
オススメ食材 4
| たらこ |
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焼たらこ ・・・ 23.3μg 生たらこ ・・・ 18.1μg からし明太子 ・・・ 11.3μg (100g当たり)
「おにぎりの具として入っているたらこ」は10g程度。 焼たらこ10gから摂取できるビタミンB12は2.33μg。 (1日の摂取推奨量の97%程度) 朝ごはん、昼ごはん、晩ごはん、1日に3回食事をする方が多いと思います。 そのうちの1食の中で一日の推奨量の40%くらいを摂取できれば優秀な食材だと思います。 数字だけ見れば焼たらこに比べてからし明太子のビタミンB12含有量は低いように感じるかもしれませんが、からし明太子10gから1日の47%のビタミンB12が摂取できるわけですから、かなり優秀な食材です。 |
オススメ食材 5
| あんきも |
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あんきも ・・・ 39.1μg (100g当たり) |
| 【 食べ過ぎ注意 】 ・あん肝 上限 32.5g あん肝には8300μg/100gのビタミンAが含まれてます。ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 あん肝 32.5g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。 ビタミンB12の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。 |
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あん肝ポン酢(あんきも:約30g) あん肝ポン酢 一般的な1人前は60g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 30g程度に控えましょう。 あんきも(30.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約11.73μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約488%程度)
鮟鱇(あんこう)という深海魚の肝臓が「あん肝(あんきも)」です。冬場などには鍋料理などでも活躍する食材。 「ビタミンA」「ビタミンD」「ビタミンE」「ビタミンB12」などなど栄養もとても豊富です。 ビタミンB12に関しては、あん肝をわずか6.2g食べれば1日の摂取推奨量を満たしてしまうほどです高含有です。 優れた食材ではありますが、ビタミンAの含有量が高く上限量を気にしなければいけません。 一度に多くを食べるのは避けましょう。 |
オススメ食材 6
| 牛レバー・鶏レバー・豚レバー |
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牛レバー ・・・ 52.8μg 鶏レバー ・・・ 44.4μg 豚レバー ・・・ 25.2μg (100g当たり) |
| 【 食べ過ぎ注意 】 ・鶏レバー 上限 19.2g ・豚レバー 上限 20.7g 鶏レバーには 14,000μg/100g、豚レバーには 13,000μg/100g のビタミンAが含まれてます。 ビタミンAの一日の摂取上限量は2700μgに設定されておりますので【 鶏レバー 19.2g 】【 豚レバー 20.7g 】を超えて食べてしまうと、ビタミンAの一日摂取上限を超えてしまいます。
【 食べ過ぎ注意 】 ・牛レバー 上限 90.0g 牛レバーには 1,000μg/100gの葉酸が含まれてます。葉酸の一日の摂取上限量は900μgに設定されておりますので【 牛レバー 90.0g 】を超えて食べてしまうと、葉酸の一日摂取上限を超えてしまいます。
ビタミンB12の含有量だけではなく、食材に含まれている他のビタミンの上限量にも注意が必要です。 |
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鶏レバーのレバニラ炒め(鶏レバー:約19g) レバニラ炒め 一般的な1人前は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 19g程度に控えましょう。 鶏レバー(19.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約8.43μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約351%程度)
豚レバーのレバニラ炒め(豚レバー:約20g) レバニラ炒め1人前に使われているレバーの量は50g~100g程度ですが、1日当たりビタミンAの上限を超えないように 20g程度に控えましょう。 豚レバー(20.0g)食べた場合は、ビタミンB12を約5.04μg摂取できます。 (一日の摂取推奨量の約210%程度)
レバー類は栄養が豊富なのですが、鶏レバーと豚レバーはビタミンA。 牛レバーは葉酸が非常に多く含まれており、一日摂取上限に容易に達してしまうので注意が必要。 レバニラ炒めなどは一皿を何人かで取り分けたり、焼き鳥のレバー串などは1本を2人で取り分けるなど、一度に多く摂取しないような工夫が必要です。 |
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| 当ページは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」を参考に作成されております。 詳しくは「日本人の食事摂取基準(2020年版)」「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」をご参照ください。 |
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