日常動作での負担「子育て(0歳児)」編
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子育ては、全身負担!? とくに0歳児の育児は、見た目以上に“体がしんどい”! 赤ちゃんを抱っこしながら授乳したり、オムツを替えたり、あやしたり…。 中でも、首・肩・背中・腕まわりの筋肉たちは、 その結果、 そこで今回は、みどり堂整骨院による独自の視点とAI解析をもとに、 子育て中の「ただの肩こり」…と思って、放っておいて大丈夫ですか? |
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STEP-1 椅子に浅く腰かけて、足は肩幅に。 背筋をすっと伸ばして、肩の力を抜きましょう。 ゆっくり呼吸して、準備OKです。
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STEP-2 あごを軽く上げて視線を上へ。 胸を開きながら、両手をぐーんと天井に伸ばします。 手のひらは思いきり「パー」にして、指をしっかり広げましょう。
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STEP-3 腕を伸ばしたまま、ゆっくり深呼吸をくり返します。 呼吸に合わせて、手のひらは「グー」「パー」とやさしく動かしましょう。 肩や首が緊張しないように、ふんわりリラックス。
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※ 注意事項 無理をせず、ご自身のからだに合ったペースで行いましょう。 |
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STEP-1 右手を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。 肩の力は抜いて、からだはリラックスしたままで大丈夫です。
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STEP-2 左手の指先で、右手の指をそっと包みこむように添えます。 呼吸を止めずに、やさしく準備しましょう。
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STEP-3 左手で右手の指をゆっくりと手前に引き、前腕の内側(手のひら側)が心地よく伸びるのを感じましょう。 無理のない範囲で、5〜10秒ほどキープします。 ※ 注意事項 ストレッチは無理のない範囲で行いましょう。 |
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🔍 ここから先は、筋肉に関するちょっと専門的(マニアック)な解説になります。 「ちょっと難しいかも…」と感じた方は、以下のリンクからメニューページへお戻りいただけます。 |
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この筋肉負担ランキングは、みどり堂整骨院が独自に収集・分析したデータをもとに、人工知能(AI)を活用して「0歳児の育児中にかかる身体への負担」を理論的に算出したものです。授乳・抱っこ・オムツ替え・寝かしつけなど、日常的に繰り返される育児動作における筋肉の使用状況を総合的に評価しています。 ただし、育児スタイルには大きな個人差があり、赤ちゃんの体格や成長度合い、保護者の姿勢や体型、育児にかける時間、使用している抱っこひもや授乳クッションの有無などによって、実際の負担のかかり方には違いが生じます。 このランキングは、あくまでセルフケアの参考としてご活用いただき、ご自身の体感や状態に合わせて、無理のないケアを心がけてください。 |
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1位 僧帽筋(そうぼうきん) ≪負担度:★★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「長時間の抱っこで、肩がバキバキに」 やっぱり来ました、堂々の第1位、「僧帽筋」! 0歳児の育児って、とにかくずーっと抱っこ。 さらに大変なのが、寝かしつけと夜泣き対応。 しかも、疲れてくるとどうしても猫背になりがちで、 そのうち、肩がずっしり重くなってきたり、首の付け根がじんわり痛んできたり。 この時期の育児は、「がんばるな」って言われても無理なくらい本当に大変。 |
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第2位 前腕屈筋群(ぜんわんくっきんぐん) ≪負担度:★★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「首がすわってない赤ちゃんの抱っこ」 第2位は、ちょっと地味だけど超がんばってる「前腕屈筋群」! 名前はあまり聞き慣れないかもしれませんが、手首を動かすときに使う筋肉の集まりです。肘の内側あたりから手首に向かって伸びていて、手首を曲げたり、指を握ったりするときに大活躍。 0歳児との暮らしでは、とにかくこの筋肉がフル稼働。 特に大きな負担がかかるのが「首がすわってない赤ちゃんの首を支えながらの抱っこ」。 それに加えて、哺乳瓶やおむつを持つとき、ベビーベッドの柵を上げ下げするとき、赤ちゃんの洋服のボタンを留めるとき…。 気がつくと「手首がジンジンする…」「指先がだるい…」「肘の内側がピリッと痛む…」なんてことも。 中でも、手首の“親指側”あたりがズキッと痛むようなら、「ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)」の可能性も。 この筋肉、育児の影の立役者といってもいい存在。 |
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3位 脊柱起立筋群(せきちゅうきりつきんぐん) ≪負担度:★★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「前かがみ&抱っこで、背部がバッキバキ!」 第3位は、腰まわりのガチガチ感の原因になりやすい筋肉! 負担の掛かる筋肉ランキングの常連「脊柱起立筋群」です! この筋肉、「棘筋(きょくきん)」「最長筋(さいちょうきん)」「腸肋筋(ちょうろくきん)」という3つの筋肉のグループ名で、背骨の左右に沿って、上は首(頸部)から、下はお尻のあたり(仙骨・尾骨)までズドーンと縦に長〜く伸びている筋肉たち。 そんな脊柱起立筋群、子育て中は常に大忙し! 0歳児の育児って、どうしてもこの“前かがみ”の姿勢が多くなりませんか? しかも、赤ちゃんはまだ首がすわっていないので、「ゆっくり・慎重に・そ〜っと」動かさないといけない。 さらに、夜泣きで深夜に何度も抱っこ→寝かしつけ… 腰の重だるさ・鈍痛・違和感…。 姿勢を支えてくれているこの筋肉たち、無理をさせすぎるとギックリ腰や慢性腰痛の原因にも。 |
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第4位 板状筋(ばんじょうきん) ≪負担度:★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「うつむき姿勢の蓄積」 第4位は、じわじわくる「首の奥のだるさ」に関係するこの筋肉、板状筋(ばんじょうきん)です! この筋肉、「頭板状筋(とうばんじょうきん)」「頚板状筋(けいばんじょうきん)」という2つの筋肉で構成されていて、2つをあわせて「板状筋」と呼んでいます。 そして、「うつむいた姿勢を支える役目」を担っている筋肉たちなんです。 この板状筋たちがこり固まってくると、 首の後ろがなんとな〜く重く感じてきたら、それは「板状筋、がんばりすぎてますよ〜」というサインかもしれません。 |
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第5位 三角筋(さんかくきん) ≪負担度:★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「 “抱っこ筋”がず〜っとフル稼働」 第5位は、腕の動きの主役とも言える「三角筋(さんかくきん)」です! この筋肉は、「前部線維」「中部線維」「後部線維」という3つのエリアに分かれています。 0歳児の育児って、赤ちゃんの首がまだすわっていないぶん、体全体+頭までを支える必要があるんですよね。 授乳中や寝かしつけのときは、じっと腕を固定したまま、「なるべく動かさずに優しく」「ちょうどいい高さで支えてあげる」なんてこともよくあります。 さらに、「赤ちゃんをそ〜っと下ろす」なんてときは、 「肩の前側がピリピリする感じ」「腕がなんとなくだるい・重い」 抱っこ・持ち上げ・支える姿勢―― |
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第6位 上腕二頭筋(じょうわんにとうきん) ≪負担度:★★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「ずっと腕を曲げたままの“だっこ”で酷使!」 第6位は、“力こぶ”でおなじみの上腕二頭筋(じょうわんにとうきん)です! 上腕(肩から肘まで)にある筋肉で、長頭と短頭という2つの頭をもつ筋肉。 この筋肉がとくにがんばるのが、そう、「抱っこ」のとき。 生後3〜4か月ごろに首がすわってくるまでは、赤ちゃんの首が不安定なので、腕を曲げたまま、しっかりと支える姿勢がどうしても多くなります。 さらに、赤ちゃんが日々成長して体重が増してくると、 日によっては、何十回と抱き上げて、何時間も腕を曲げっぱなしだった… そんな日が続くと、「なんか腕の前側がパンパンに張ってる…」「抱っこのあと、腕をまっすぐ伸ばすのがつらい…」それ、上腕二頭筋が悲鳴かもしれません。 「上腕二頭筋」見た目は“たくましい筋肉”かもしれませんが、0歳児育児ではとても繊細に、そして長時間にわたって働かされている、負担の掛かりやすい筋肉なのです。 |
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第7位 腰方形筋(ようほうけいきん) ≪負担度:★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「“片側だっこ”の影の主役」 第7位は、腰まわりの支え役、腰方形筋(ようほうけいきん)です! この筋肉、あまり耳馴染みがないかもしれませんが、腰の奥深くで体幹を支える、とっても頼りになる存在。 この腰方形筋が活躍するのが、赤ちゃんを片腕で抱っこしているとき。 しかも、0歳児ってまだ首や体幹が不安定だから、ただ「乗せる」だけじゃなくて、体全体をしっかりホールドする必要がある。 また、授乳中の姿勢や、寝かしつけのときに体を少し傾けたまま固まっていたり、ベビーベッドや布団への“そ〜っと前屈み”動作なども、腰まわりの筋肉にとってはけっこうな緊張の連続なんです。 「なんか腰の奥がズ〜ンと重い…」「左右どっちかだけ疲れが強い気がする…」そんなときは、もしかしたらがんばりすぎた腰方形筋からのサインかもしれません。 育児中はついつい「左右差のある動き」が増えるもの。 |
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第8位 肩甲挙筋(けんこうきょきん) ≪負担度:★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「無意識に肩が上がる…“肩すくめ姿勢”」 第8位は、“肩こりの黒幕”的存在、肩甲挙筋(けんこうきょきん)です! この筋肉、名前のとおり「肩甲骨(けんこうこつ)」を「挙げる(持ち上げる)」という働きを持っていて、肩甲骨の内側上部から首の骨(頸椎)にかけてピンと走る、細くてスッとした筋肉です。 何をしている筋肉かというと、腕を動かすとき、特に“肩をすくめるような動き”でググッと働く筋肉なんです。 0歳児を抱っこしているときは、肩に自然と力が入り、無意識のうちに“肩が上がっている”状態になりがち。 さらに、授乳中や寝かしつけのときも、「前かがみの姿勢+肩をすくめ」ポジションが続きやすく、肩甲挙筋には“じわじわ地味にキツい負担”がかかり続けます。 そして厄介なのが、この筋肉がこり固まると、首すじから肩の内側にかけて“深〜いコリ感”や重だるさを引き起こしやすいこと。 「肩の内側がズーンと重い…」「首の根元がピキッと痛い…」といった症状が出る場合、 育児中は、“赤ちゃんに優しく・安定して抱きかかえる”という気づかいの連続。 |
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第9位 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん) ≪負担度:★★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「つい首を傾けて見つめちゃう…“視線の角度”」 第9位は、首の側面に斜めに走る、存在感のある筋肉、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)です! ちょっと長い名前ですが、それぞれ 左右に1本ずつあり、首をねじる・傾ける・やや前に倒すといった動きのときに活躍。 0歳児の育児では、授乳中や寝かしつけ、抱っこしながらのあやし中など、「片方にだけ首を傾けたままじっとしている」という姿勢になりやすく、これが胸鎖乳突筋にじわじわと負担をかけていきます。 さらにこの筋肉、ストレスや睡眠不足の影響を非常に受けやすいという特性もあります。 しかも、首まわりに張りを感じるだけでなく、耳の後ろやこめかみ付近に広がるような違和感や、頭痛に近い症状につながるケースも。 優しく赤ちゃんを見つめる“ママ・パパのまなざし”の裏側で、この筋肉ががんばってくれていること、ぜひ少しだけ意識してあげてくださいね。 |
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第10位 小胸筋(しょうきょうきん) ≪負担度:★★≫ 子育て(0歳児)での主な負担:「腕を前に出して支える姿勢」 第10位は、肩まわりの“控えめサポーター”、小胸筋(しょうきょうきん)です! この筋肉の役目は、ズバリ「肩甲骨を前下方向に引くこと」。 0歳児育児では、「赤ちゃんを前で抱きかかえる」「沐浴のときに両手で支える」「ベビーベッドから持ち上げる…」といった“腕を前に出して、さらに力を込める”動きが頻出。 このとき、肩の前側をぎゅっと引き寄せて、姿勢を支えているのが小胸筋。 また、小胸筋がこってくると、肩の前側にじんわり重さを感じたり、腕がなんとなく上がりにくくなったり、といった症状が出やすくなります。 さらに、小胸筋がかたくなりすぎると、まれに神経や血管を圧迫してしまい、腕や手のしびれ、重だるさを感じるケースもあります。 「なんか最近、抱っこしたあとの肩の前がだるい…」「手を前に出した姿勢のまま固まってたかも…」「ときどき手や腕にしびれを感じる時がある…」そんなときは、小胸筋が静かに疲労を訴えているサインかもしれません。 目立たないけれど、毎日の育児で“じわじわ”とがんばってくれている小胸筋。 |
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ちょこっとアドバイス 0歳児の育児って、本当に体力がいりますよね。 ● 「抱っこしたまま◯時間…」ちょっと見直してみましょう 授乳や抱っこって、長時間、同じ姿勢のままになりがち。 ● 前かがみ姿勢、ちょっと一息いれてみて 赤ちゃんのお世話では、どうしても前かがみになりやすいですよね。 ● 「なんとなくの不調」、それってがんばりすぎかも 「腕が上がりにくい」「首がガチガチ」「背中がつらい」… そんなサインが出てきたら、それは体からのSOSかもしれません。
0歳児との生活は、喜びも大変さも全力モード。 |
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